- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県名取市
- 広報紙名 : 広報なとり 令和7年6月1日号
■学生提案型まちづくり事業
学校名・団体名:山形大学カメロンパン
事業名:キャンドルプロジェクト
内容:この事業は、名取市の特産物(カーネーション)に触れるとともに、楽しくキャンドルを作成することで、名取市の良さに目を向け、自分の住む地域に関心を持つことを目的に、「那智てづくりマルシェ」に参加し、オリジナルのキャンドル作りを行いました。イベントでは、キャンドルすくいを行い、キャンドルにカーネーションの香りづけをしました。香りづけで使用したものは、名取市の生コン工場((株)タイハク)が販売しているアロマオイル「NATORI」にも使用されているカーネーションの精油で(株)タイハクの協力を得て、キャンドル用に開発してもらいました。今回、学生団体がマルシェとつながり、一緒に地域を盛り上げ、地域の活性化につながりました。
◇学生提案型まちづくり事業とは…
この事業は、学生団体が主体となって企画・立案する事業を推進し、本市における行政課題及び地域課題の解決又は特色ある地域づくり、及び地域活性化を目的として協働のまちづくりに取り組むもので、令和5年度にスタートした事業です。
■名取市協働提案採択事業
学校名・団体名:特定非営利活動法人地星社
事業名:なとり協働まちづくり工房―大人のための探求学習プログラム
協働した課:市民協働課
内容:協働のまちづくりについて関心や取り組む意欲がある人を対象に、5回のワークショップと1回のフィールドワークを行いました。そこで、自分が探究したいテーマを決め、問いを立て、調べる方法について学び、発表会で調べた内容を発表しました。参加者がこれまで気づいていなかったことや、あまり知らなかった地域課題について知る機会となり、探究活動を通じて同じ関心を持つ参加者同士で協力したことで、仲間づくりにもつながりました。6つのテーマが上がり、商店街の空き店舗の問題、名取の歴史を生かした魅力発信のグループなどは今後のアクションプランにつながりました。この事業によって、人と人がつながり、まちづくりに対して意欲的に取り組むことができました。
◇Whatis協働!?
多様な主体が、対等な関係のもと、共通の目的を達成するために、お互いの得意分野を活かして役割を分担しながら協力して共に働き、単独で実施するよりも高い効果が期待できる取組を「協働」と言います。
◇名取市協働提案事業ってなぁに!?
市民活動団体等の皆さんが力とアイデアを出し、地域が持つ特性や抱えている課題等を市と共有し、お互いの強みを生かし、役割を果たしながら「連携・協働」し、地域の公共的課題の解決を目指すまちづくり事業です。
まちづくりの第一歩は、こうなったら“いいな”と思う、「思い」や「気づき」から始まります。事業の相談会や説明会を随時行っておりますので、お気軽にご相談ください。
問合せ:市民協働課市民協働推進係
【電話】724-7183