くらし 年頭のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
日ごろより、市政運営のあらゆる場面で、温かいご理解とご協力を賜っておりますことに、深く感謝申し上げます。

昨年は、戦後80年という節目の年であり、大阪・関西万博の開催により、日本が世界から注目を集めた1年でした。一方で、7月にはカムチャツカ半島付近の地震による津波警報が広範囲に発令され、日ごろの備えの大切さを改めて認識させられました。
全国的な人口減少・少子高齢化の進行や、不安定な国際情勢など、私たちを取り巻く環境は依然として厳しい状況ですが、市政を前進させるべく、昨年もさまざまな取り組みを実施してまいりました。
子育て支援では「こども・子育て支援パッケージ第2弾」として、紙おむつなどの育児用品をお届けする「おむつ〝あんしん〟お届け隊」や、長期休業期間における「放課後児童クラブへの弁当配送」などを開始し、子育て世帯の経済的な負担の軽減と合わせて、子育ての不安を少しでも和らげる施策を進めました。
文化面では、市民会館をリニューアルし、大ホールは県内一ゆとりある座席を実現したことで、今まで以上に快適にご利用いただける環境を整えました。
高齢者福祉では、過去最高額の予算を確保し、皆さまがいつまでも健康で長生きでき、安心して暮らしていただけるよう、これまで以上にしっかりと対応してまいりました。
さらに、ふるさと納税では地元商品を返礼品として、地域の魅力発信に一層力を入れ、令和7年度の寄付額は前年を大きく上回る見込みとなっています。
民間が公表した「住みよさランキング」では、県内3位、北海道・東北エリアで5位という高い評価を得ました。これは、市民の皆さまお一人おひとりによるご理解ご協力の賜物であり、心より感謝申し上げます。

迎えた本年午(うま)年は、勢いよく駆ける馬にちなみ「躍進」「前進」を象徴する年と言われています。市では、これまで多くの方が望みながらも、なかなか実現に至らなかったことにも積極的に取り組んでまいります。
積極的な企業誘致や宅地開発、仙台空港周辺の活性化施設「(仮称)空の駅」の整備、矢野目西地区や岩沼インターチェンジ周辺地区の開発など、将来を見据えたまちづくりを進めます。民間の力を活用しながら、市税の投入を抑えつつ、市の活性化に繋げてまいります。
また、教育面では、7年ぶりとなる中学生海外派遣事業を再開し、3月には友好都市であるアメリカ合衆国デラウェア州ドーバー市でホームステイや学校訪問を通じた国際交流を行います。
そして、6月にはいよいよ、ハナトピア岩沼が子どもの遊びと交流基地「miiina(ミイナ)」として生まれ変わります。
屋内外に大型遊具を備え、天候に左右されず遊べる東北最大級の子どもの遊び場として、市内はもとより、市外からも多くの方に訪れていただき、交流とにぎわいを生み出す拠点となることを期待しています。

市の財政は厳しい状況が続いておりますが、子育て支援を一層充実させ「選ばれるまち」となり、若い世代が増え、にぎわいが生まれることで財政が安定します。財政が安定することで、必要なサービスを着実に提供できるようになり、結果として全ての世代にとっての好循環が生まれます。
皆さまに「住み続けたい」「住んで良かった」と実感していただけるまちであり続けられるよう、市政運営に取り組んでまいります。今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、本年が皆さまにとって、健康で、心豊かに、そして希望に満ちた1年となりますことを心から祈念し、新年のごあいさつといたします。

岩沼市長 佐藤淳一