くらし 【市民の広場】市民リレーエッセイ

■「母校と恩師」
阿部 善光(よしみつ)さん
南方町・板倉

田口マイケルさんからバトンを受け取りました、南方町の阿部善光です。現在、私は南方小学校のPTA会長を務めています。南方小は私の母校であり、6年間の小学校生活の大切な思い出をつくってくれた場所です。そこに私の娘も通い、さらに自分がPTA会長になるとは全く想像していませんでした。また、不思議なことに、会長就任と同時に、私が6年生だった時の恩師が南方小に配属となりました。母校の教室で恩師と久しぶりに再会した時は、懐かしさとともに、時間の早さをしみじみ感じました。「先生は変わらないのに、私はお腹周りを中心に大きくなったなぁ」なんて、心の中で思ったのは秘密です。
そんな私の「母校と恩師」という場で、娘たちにも大切な思い出をつくってほしいと願っています。学校生活は一瞬のうちに過ぎ去ってしまいます。だからこそ、私は子どもとの時間を大切にしながら、子どもたちが遊びも勉強も全力で取り組んで、泣いたり笑ったり怒ったりできる、心に残る素敵な毎日が送れるよう活動していきます。

次号は、柳渕 泰孝(やすたか)さん(米山町的場)へバトンをつなぎます