- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年6月号
【私たちの学校じまん】
■地域に支えられて
栗原西中学校
栗原西中学校の教育目標は「郷土を愛し、未来を切り拓く心豊かでたくましい生徒の育成」です。保護者や地域の人たちと一緒に、生徒を見守り育てています。
その中の1つに、地元一迫地区の伝統芸能「八ツ鹿踊り」があります。毎年指導者として、白鳥正文さんを招き、3年生の有志が、ささらをまとった鹿の衣装を身に着け、太鼓と掛け声と共に八ツ鹿の舞を文化祭にあたる西中祭で披露します。
わずか1カ月間の練習期間ですが、白鳥さんの熱い指導の下、伝統を受け継ぐことの尊さや、郷土を愛し誇りに思う気持ちを育てながら、演舞する生徒たちはとても輝いています。
今年の西中祭は、10月23日(木)開催です。生徒たちが舞う、迫力のある八ツ鹿踊りをぜひご覧ください。
【おらほの食育】
■何でも食べよう
若柳小学校 庄司 恵美子
若柳小学校は、学級活動で食育の学習をしています。2年生では、好き嫌いをしないで食べることを目的に学習します。
昨年7月の学習参観日では、食べ物は体の中での働きによって、体を作る食べ物は赤色、体の調子を整える食べ物は緑色、エネルギーの源となる食べ物は黄色の3色に分けられることを学習しました。また11月には、北部学校給食センターの髙橋栄養教諭を講師に招き、3色の食べ物を偏りなく食べると、体の栄養バランスが整い、元気に活動できることを教えてもらいました。授業の後、子どもたちは献立を見て「今日も全部食べようね」と声を掛け合っていました。
食育の学習を通して、好き嫌いをせずに何でも食べて、毎日元気に学校生活を送ってほしいと思います。
【つくってみらいん たべてみらいん】
◎ホウレン草のナメコ佃煮和え
※1人当たりの栄養価:44kcal、たんぱく質2.3g、塩分0.7g
▽材料 4人分
・ホウレン草…1束(200g)
・ニンジン…40g
・ナメコ…1袋(100g)
A
・みりん…大さじ1
・酒…大さじ1
・砂糖…大さじ1
・減塩しょうゆ…大さじ2
・酢…小さじ1
▽つくり方
(1)ホウレン草は根元から半分程度を湯に入れ30秒ゆでる。その後、葉先まで入れて1分ゆで、冷水に取ってから水気を絞り3センチメートルの長さに切る。
(2)ニンジンは千切りし、強火で1分ゆで水気を切る。
(3)ナメコは湯通し、ザルにあげる。鍋にナメコとAを入れ、火にかける。煮立ったら弱火にし、あくを取りながら鍋の底が焦げないよう煮る。
(4)(3)を容器に移し入れ、粗熱をとる。
(5)ボールに(1)、(2)、(4)を入れ、ふんわりとあえて器に盛る。
▽ポイント
・ホウレン草以外の野菜をあえてもおいしいです。
[献立作成者]食生活改善推進員 築館分会 数野 幸恵