くらし 消費生活情報 ~点検商法あれこれ~

「屋根が傷んでいるのが見えました。火災保険を使えば無料で修繕可能です、申請代行します」
「分電盤古いと漏電しますよ」
「ガス・電気・水道検査です。ガス会社、電力会社、水道局の方から来ました。」

このようなことを語る訪問は、高額な修繕工事を契約させることが目的です。火災保険を使って直せると言われても、古くなって傷んだ為の修繕は保険の対象にはなりません。逆に高額な手数料やキャンセル料金を請求される場合があります。
最近急増しているのは、分電盤(ブレーカー)点検に関する勧誘です。電力会社と関係があるふりをして勧誘し、点検後に漏電の危険がある等と不安をあおり、交換させる手口です。電力会社が行う無料の法定点検は、事前にハガキなどで通知し、点検後に調査員が工事を勧誘することはありません。電話勧誘した業者に点検された場合には、交換をすすめられても即決せず、電力会社や電気工事業者などに状況を確認してもらいましょう。
また、太陽光パネルも点検が義務化されたという勧誘が増えています。即答はさけて、設置した会社などに問合せしましょう。

~お買い物や契約で、心配なときや困ったときは相談窓口へ~

問合せ・相談先:市役所矢本庁舎1階 市民生活課消費生活相談窓口
月・水・金曜日(祝日を除く)9時~15時
【電話】内線1294
火・木曜日は東部地方振興事務所県民サービスセンター(石巻合同庁舎内)【電話】93-5700(平日)または消費者ホットライン188
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