- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県大崎市
- 広報紙名 : 広報おおさき 2025年5月号
■令和7年度大崎市地域おこし協力隊辞令交付式を行いました
4月1日、令和7年度大崎市地域おこし協力隊辞令交付式を行いました。
「地域おこし協力隊制度」とは、都市圏の人材を、人口減少や高齢化が進む地方で受け入れ、地域協力活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みです。
これまで活動していた3人の地域おこし協力隊員に加え、新たに外崎真也(そとざきしんや)隊員と氏家きらら隊員が着任しました。
北海道白老町(しらおいちょう)出身の外崎隊員は、鳴子温泉郷の持続可能な観光地域づくりに取り組みます。また、氏家隊員は大崎市出身で、本市では3例目のUターン隊員となります。陸羽東線利用の促進事業の一環として、沿線地域の魅力の発信やイベントを企画します。
当日は市長から、5人の隊員に辞令を交付しました。各隊員からは、事業の枠を越えた隊員同士のコラボレーション企画などの提案があり、隊員同士が相互に連携した事業の実現へ期待が高まります。
今後は、各隊員が持つ知識や技術を生かして、結束を強め、地域の活性化につながる取り組みを推進していきます。
■大崎市立鳴子小中学校第1回入学式を行いました
4月9日、大崎市立鳴子小中学校で、第1回入学式を行いました。
大崎市立鳴子小中学校は、鳴子温泉地域の鳴子小学校・川渡小学校・鬼首小学校の3つの小学校と鳴子中学校が統合して、4月1日に開校しました。古川西小中学校に次いで市内2校目となる、小中一貫の義務教育学校です。今回の入学式で、8人の新入生を迎え、児童・生徒数は167人となります。
新入生が少し緊張した表情で、9年生に手を引かれながら入場すると、会場は大きな拍手に包まれました。先生に名前を呼ばれた新入生は、元気いっぱいの返事を会場に響かせました。簗田(やなだ)校長は新入生に「一日も早く鳴子小中学校の生活に慣れて、この学校を大好きになってください」と優しく語りかけました。
式典後、教室に戻った新入生は、目を輝かせながら教科書を手に取ったり、担任の先生の話に耳を傾けたりしていました。これから始まる学校生活への期待に胸を膨らませ、大きな一歩を踏み出しました。