- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県大崎市
- 広報紙名 : 広報おおさき 2025年7月号
■田植え体験を行いました
5月23日、加美町で、おおさき日本語学校の留学生28人が昔ながらの田植えに挑戦しました。
留学生は、加美町の農業法人KAMIX(カミックス)の協力の下、加美町立鳴瀬小学校5年生の児童5人と共に体験しました。
多くの留学生にとって、手植えによる田植えは初めての体験でした。初めは泥の感触に驚いたり、足を取られたりしましたが、児童にこつを教わりながら、苗を次々と植えていきました。
留学生は児童に日本語で自己紹介をしたり、おにぎりを食べたりして、日本語や日本文化を学びました。
また5月25日、古川地域で、本市のブランド米『ささ結』の田植え体験会を開催しました。
本体験会は、全国ササニシキ系『ささ王』決定戦第2代ささ王の坂井 美津男(みつお)氏の協力を得て毎年開催し、今回で10回目となります。
家族連れなど、市内外から約30人が参加し、泥んこになりながら、田植えを楽しみました。田んぼに生息する生き物にも関心を持ち、観察したり触れたりしたことで、生き物と共生する「大崎耕土」の農業への理解が深まりました。
■学校法人國學院大學(こくがくいんだいがく)と観光まちづくりに関する協定を締結しました
5月30日、「大崎市と國學院大學との相互連携及び協力に関する基本協定書締結式」を行いました。
本協定は、國學院大學が持つ知識やノウハウを活用し、観光まちづくりを通じた市民生活の向上、教育・研究の推進や地域の発展と人材育成を目的としています。
國學院大學は、令和4年度から「観光まちづくり学部観光まちづくり学科」を創設し、全国の歴史や文化、自然を見つめ、観光を基軸として持続可能な「まちづくり」について考える取り組みに力を入れています。本市においても以前から、鳴子温泉郷の観光マネジメントについて、協力を得ていました。
今後は協定に基づき、市の観光まちづくりに関する知識や経験と、大学が保有する知的財産、人材、技能などをそれぞれに生かし、観光まちづくりを推進していきます。