くらし 地域の見守り人 民生委員・児童委員
- 1/27
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県大崎市
- 広報紙名 : 広報おおさき 2025年12月号
3年に一度の一斉改選に伴い、厚生労働大臣から298人が民生委員・児童委員に委嘱されました。併せて、大崎市長から社会福祉調査員に委嘱されました。
民生委員・児童委員は、誰もが安心して暮らせる地域づくりのため、住民の立場で、生活や福祉に関する相談に応じます。
■民生委員・児童委員とは
民生委員・児童委員は、地域住民の中から選ばれ、担当地区の住民の見守りや相談活動を行います。
今回の任期は令和7年12月1日から令和10年11月30日までの3年間で、非常勤の地方公務員として、無給のボランティアで活動します。
また、福祉に関する調査活動を行う市の社会福祉調査員を兼任します。
■主任児童委員とは
主任児童委員は、子どもや子育て家庭への支援を専門に担当し、児童福祉における関係機関や地区担当の民生委員・児童委員と連携して活動します。
■こんな活動をします
▽住民の相談支援活動
高齢者の見守りのための訪問活動や、住民が抱える悩みや心配事などの相談に乗り、必要に応じて行政や専門機関へつなぎ、福祉サービスなどの情報提供を行います。
▽地域福祉活動
高齢者や子育て家庭を対象にした交流の場づくりなどに取り組みます。また、地域行事や学校行事などへ参加し、住民との交流を深めます。
▽関係機関・団体との連携
行政からの依頼に基づき、担当地区内の高齢者世帯の状況調査や、地域の福祉活動に活用される共同募金の呼びかけなどに協力します。
▽情報交換や研修
地区ごとの月例会議に参加し、情報交換や地域の課題などを話し合います。また、必要な知識を得るための研修会にも参加します。
■気軽に相談してください
民生委員・児童委員には守秘義務があります。相談内容や個人の秘密は守られますので、安心して相談してください。
■地域の〝見守り人″としての思い
今回委嘱された民生委員・児童委員に日々の活動を通して感じることなどについて、話を聞きました。
▽三塚 麻里模(まりも)氏
担当地区:志田地区穂波〔南〕
委員歴:3期目
今の住まいに引っ越してから2年ほどで、東日本大震災が発生しました。当時は隣近所との付き合いも少なかったため、助け合いたいとは思うけれど声をかけてもよいのか迷ったことがありました。その経験から有事の際こそ地域の人とのつながりが重要と感じ、美容室を営みながら民生委員・児童委員や交通指導隊員として地域を見守っています。
担当地区は新興住宅地で、昔からのコミュニティーが他の地区に比べて少ない傾向にあります。80~90代の人から「集いの場があるとうれしい」という声があり、おととしからお茶会を実施するようになりました。高齢になってから急に地域の催しに参加しようとすると敷居の高さを感じてしまうため、現在は将来を見越し、40~50代のうちから交流の機会をつくって住民同士のつながりがある地域を目指しています。
昔に比べると一緒に何かをするという雰囲気が薄れてきていますが、子どもから高齢者まで楽しめる催しを企画するなど、住民と楽しみを共有しながらコツコツとつながりを広げていきたいです。
▽佐々木 次夫(つぎお)氏
担当地区:鹿島台地区大迫・小迫・鹿島台岩渕
委員歴:3期目
前職は小学校の教員で、退職後に行政区長の勧めで民生委員・児童委員になりました。
主に、担当地区の80歳以上の高齢者の家を月1~2回訪問する「見守り活動」を行っています。80~90代が多いため、訪問した時に元気な姿が見られるとうれしいです。お茶をごちそうになりながら、人生の先輩からの経験談などもあり、楽しい時間を過ごしています。また、鹿島台地区では65歳以上の一人暮らしの人を対象にした「茶友会(ちゃゆうかい)」を年に4回、社会福祉協議会が主催しています。参加者同士での会話を楽しみにしている人が多く、活動にも力が入ります。
委員としてのさまざまな活動を通じて、地域を知ることができるため、やりがいを感じています。一方、地域では少子高齢化や核家族化による交流機会の減少、8050問題(※)、空き家問題など深刻な課題を抱えています。関係機関と連携して、楽しく顔を合わせる機会をつくり、住民が明るく楽しく暮らせる地域を目指したいです。
※80代の親が50代の子どもの生活を支える、社会的孤立や経済的困窮の問題を抱える世帯の状況を指す言葉です。
■民生委員・児童委員(社会福祉調査員)一覧
各地区の民生委員・児童委員、主任児童委員は次のとおりです。(敬称略)
※欠員となっている地区は、行政区長などから推薦があり次第、決定します。
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:
社会福祉課地域共生社会担当【電話】23-6012
各総合支所市民福祉課
