- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県川崎町
- 広報紙名 : 広報かわさき 令和7年11月号
今年は、例年に比べ町内でのクマの目撃情報が多く寄せられています。秋になると、クマは冬眠に備え、どんぐりなど多くのエサを求めて広範囲で活動するため、遭遇による事故のリスクが高まります。
先月の広報かわさきでも対策を掲載しましたが、改めて次のことに注意して、クマによる被害を防ぎましょう。
◆クマに遭わないために
◇自分の存在を知らせる
農作業や山へハイキングに行く際は、クマ鈴やラジオなど、自分の存在を知らせる音の出るものを携帯し、自分の存在をアピールしましょう。
◇活動時間に気をつける
クマは、早朝や夕方頃に活動が活発化します。この時間帯は、見通しの悪いヤブ付近を通行したり、山へ出かけたりしないようにしましょう。
また、できるだけ単独行動は避け、複数人で行動してください。
◇エサになるものを取り除く
生ごみや野菜などを野外に放置すると、クマを呼び寄せてしまうため、屋内や鍵のかかる場所に保管しましょう。
また、クマが寄り付かないよう、不要な栗や柿の木を伐採することも検討しましょう。
◆もしもクマに遭ってしまったら?
(1)その場から離れる
クマを刺激しないよう、ゆっくり後ずさりをして、その場から離れてください。
(2)走らない
クマは、走るものを追う習慣があるため、走らずに離れましょう。
(3)クマ撃退スプレーを使う
クマ撃退スプレーを携帯し、襲われそうになった場合は、風向きに注意し、クマに向けてスプレーを噴射してください。
ただし、これはあくまでも最終手段です。遭遇しないための対策をしましょう。
※価格が極端に安いものは、性能が低い可能性があります(噴霧時間や噴射距離が短いなど)。
(4)防衛する
至近距離で遭遇した場合で、逃げられない場合は、防御姿勢を取りましょう。
クマの攻撃は、人間の頭部に集中する傾向があるので、手で頭部や首を保護してください。
・クマを興奮させないようにしましょう
・子グマには近づいてはいけません
問い合わせ:
クマの目撃情報…総務課【電話】84-2111
農作物の被害報告…農林課【電話】84-2304
