くらし 町長がゆく

◆消防団は町のヒーロー!
団員募集中!

◇訓練すること
9月7日、川崎中学校のグラウンドで消防団の演習が開催されました。厳しい暑さの中、総勢200名の団員が参加。仙南2市7町の消防関係者をはじめ、多くの来賓の方々が見守る中、ポンプ操法や実地放水など日頃の訓練の成果を披露しました。
演習は、コロナ禍で3年間中止を余儀なくされ、今度は酷暑。消防団の幹部の皆さんは、昨年に続き熱中症対策を一番とし、夜間の訓練を重ね、本番を迎えられました。
訓練なくして本番なし
訓練にまさる備えなし

・演習のメインイベントは実地放水。中学校南側の用水路から取水、2台のポンプを連結し一斉に放水。ラッパ隊の「止め」を意味する音が響き、舞台は最高潮に達する。
・若い力と感激に 燃えよ若人 胸を張れ 歓喜あふれる その姿彼方を見つめる 涼しい目 それがわれら 消防団
・ラッパの音は消防団の士気を高めます。「七人の侍」が心を1つにして出す音は、遠くの山々にまで響き渡る。
・まなじりを上げて行進する団員。この町で育った人もいる。移住してきた人もいる。お互い、助け合って町を守ろう。
みんな、いい男だっちゃなや。んだがらっしゃ。
・ずらりと並んだ27台のポンプ車。団員が愛着を持って整備。広い町内を駆け回ることができる強い味方。
・白いエプロンと赤いたすきを着けた女性防火クラブの皆さん。まとめ役は一番左の大宮幸子さん(古関)。
・真一文字に整列。「気をつけ~」尾形副団長(小野)の声が響く。これからポンプ車の点検が始まる。真剣だ。
※写真は本紙をご覧ください。

本日、ここに多くの来場者の出席を賜り、消防団の演習を挙行できますこと、町長として恐悦至極であります。
さて、川崎町では6年前、県内35市町村のトップを切って小・中学校のすべての教室にエアコンを設置しました。しかし、その後も夏の暑さは年々厳しくなっています。危険な暑さの中、私たちは生活していかねばなりません。
川崎町では、高齢者だけの世帯に限りエアコンの設置に助成したいと思います。議会の賛同をいただければ、4月にさかのぼって導入したいと思います。
政治は弱い人のためにこそある、と申しますが、まちづくりの基本は、困ったときに助け合うことであります。
改めて、地域の安心・安全を担うのは、担ってきたのは、これまでも、これからも消防団であり、女性防火クラブであり、交通指導隊であり、防犯指導隊であり、ここにいる私たち、一人ひとりであります。
皆様には、今後とも地域のため、家族のため、仲間のため、自分のため、そして次の時代のため、変わらぬご理解とご尽力を賜りますようお願い申し上げて川崎町長の告示といたします。

川崎町長 小山 修作