- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県丸森町
- 広報紙名 : 広報まるもり 令和7年11月号
10月12日(日)、丸森町役場1階ホールで令和元年東日本台風災害追悼献花が行われ、町関係者やご遺族など約30名が出席しました。
ご遺族の天野民子(あまのたみこ)さんは「6年の月日は長いようで、過ぎてしまえばあっという間です。これから4人が待っている石碑へ行って手を合わせてきたいと思います」と話していました。
災害から6年の節目を迎えたこの日、献花に訪れた方が静かに手を合わせ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りしていました。
■追悼のことば
互いに支え合う絆を大切にし、誰一人取り残さないまちづくりを目指す
丸森町長 保科郷雄
本日、6回目の丸森町鎮魂の日を迎え、追悼献花を行うにあたり、町の代表として深い悲しみを共有しながら、尊い命を失われた方々、未だ安否が分からない方、そして、今なお深い悲しみの中にある御遺族の皆様に、謹んで哀悼の意を表します。
この度の災害は、私たちに命の儚さと、自然の猛威の無常さとともに、町民の生命、財産そして生活を守るための不断の努力の大切さを改めて教えてくれました。
私たちに課せられた責務は、過去の教訓をしっかりと次世代へ伝えながら、災害に備える力を一層高めることであり、互いを支え合う絆をこれからも大切にし、誰一人取り残さないまちづくりを着実に進めてまいります。
最後に、亡くなられた方々の安らかな眠りと、御遺族の皆様の日常の安寧が一日も早く訪れますことを心からお祈り申し上げ、この悲しみを糧として、町の再生と未来へ繋ぐ歩みを止めることなく、これからも全力を尽くすことをお誓いし、追悼のことばといたします。
