くらし 亘理町教育委員会教育長 奥野(おくの)光正(みつまさ)氏逝去

亘理町教育委員会教育長の奥野光正氏(新町南)が5月14日に逝去されました。生前の功績に感謝と敬意を表し、謹んでお悔み申し上げます。
奥野教育長は、昭和57年4月に岩沼市立玉浦小学校で教諭として教職生活の第一歩を踏み出され、県内の数々の小中学校で教鞭をとられたほか、宮城県および岩沼市で教育委員会事務局職員や南三陸教育事務所長も歴任され、令和元年9月30日に町立亘理中学校で校長として退職するまでの37年間の長きにわたり県内の教育に貢献されました。退職後、亘理町教育委員会教育長に就任し、教育現場における新型コロナウイルス感染症対策、町立中学校の再編や給食センター整備などに力を尽くし、令和4年度から2期目を務められました。
「町づくりは人づくり、人づくりは教育にあり」という亘理町教育等の振興に関する施策の大綱の理念のとおり、自ら教育現場に足を運び、教員はもちろん生徒や児童にも直接声をかけ、どの立場になっても現場の声を第一に考えてくださいました。また、学校・家庭・地域の連携・協働に力を入れており、地域の皆さんとの関係づくりも大切にしておられました。
誰にでも真摯に向き合い、大きく明るい声で先導してくださる奥野教育長が、当町の教育振興に貢献してくださいましたことを深く感謝申し上げます。