しごと 職員日記抄

◆今月は教育委員会
11月25日から28日、井川義務教育学校8年生が台湾修学旅行へ行ってきました。これまでは9年生が5月に行っていましたが、今回から時期を改め、8年生の11月に切り替えるためです。気温は20度ほどで、活動しやすい時期でした。
この台湾修学旅行は「町の子どもたちに異文化体験をさせ、広い視野を持つ社会性に富んだ子どもたちを育てる機会とする」ため、令和6年度から行われています。町では修学旅行に向け、台湾の歴史や文化・言語・習慣等を学ぶ事前学習や、パスポート取得費用、旅行費の補助等を行い、この貴重な体験を支えています。また生徒たちの安全・安心のため、町職員が同行し、見守っています。
さて、今回は8月に姉妹校協定を結んだ台湾の4校のうち、新北市にある「金山高級中学」を訪問する学校交流が日程3日目の27日に行われました。会場では一斉に日本と台湾の国旗が振られ、歓声が上がりました。歓迎セレモニーの先陣を切って、現地生徒によるK-POPアイドル並みのダンスが披露され、完全に金山高級中学に呑まれたと感じたのは私だけでは無かったと思います。そして思ったのは、もし来年台湾の姉妹校が井川を訪れた時、自分たちはダンスが出来るか?ではなかったでしょうか。その後8年生が秋田県・井川町・学校を紹介するプレゼンを行い、なぜか「ドラえもん」の主題歌を全員で歌い、歓迎セレモニーは終了しました。交流授業では台湾の伝統菓子作りを行い、親交を深めました。事前学習による成果もあり、片言の台湾語と英語を駆使し交流を図っていました。私たち一行は最大なる「シェイシェイ」を振りまき、姉妹校を後にしました。
他にもランタンを上げたり、九份を散策したり、ルーロー飯を3杯お代りし、お腹がパンパンになったりと様々な体験しました。そんな中でも、特に生徒たちは「トイレ」事情に大変な思いをしたはずです(特に女子)。詳しく書くことは出来ませんが、「日本のトイレは素晴らしい」と10年は語れることと思います。異文化体験は歴史や文化の違いを体験することですが、普段の生活習慣に大きな違いを感じることも体験の一つになると感じました。修学旅行シーズンで、行く先々は大変混雑していました。特に故宮博物院では解説が聞き取りづらいほどの混雑でしたが、8年生はしっかり耳を傾け、態度も立派なものでした。
今回、台湾修学旅行の引率として参加し、生徒たちが異文化に触れ、驚き、吸収し、成長する姿を間近で見ることができる貴重な体験をさせて頂きました。私にとっても台湾という異文化を感じるとともに「8年生」という活気あふれる異文化を体験でき、とても新鮮な時間を感じることができました。

文:教育委員会 村井