文化 文化財・歴史 アラカルト

新庄開府400年(2025年)に向け、新庄の貴重な文たから化財を巡るシリーズ

■第46回 山の神の勧進(かんじん)/国の記録選択
山の神の勧進は最上地域に古くから伝わる民俗行事で、新庄市内の他にも金山町・鮭川村などで行われています。
集落によって掛け声や開催日(12月12日頃や4月3日頃など)が異なりますが、15歳以下の男子が山の神神社にある御神像(ごしんぞう)を持ち出し、五穀豊穣などを願い集落の家々を訪ね歩く行事です。
集まった子どもたちは「ヤマノカミノカンジン、米だら(なら)一升、餅だら十二、銭だら七八文祈って給(たも)れや亭主殿…」などと唱え、供え物である米や賽銭をもらいながら集落を巡ります。
参加する一番の年長者は一番大将といい、一番大将を務めた男子は、ほどなくして集落の「若連」に入ったといい、子どもから若者となり、共同体に参画する上での通過儀礼としての役割も果たしていたと考えられます。

問合せ:歴史センター
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