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新庄開府400年(2025年)に向け、新庄の貴重な文化財(たから)を巡るシリーズ
第44回 旧矢作家住宅/国指定重要文化財(建造物)

旧矢作家住宅は江戸中期に建てられたと推定される中門(ちゅうもん)造りの農家住宅です。
中門造り(まや中門(片中門)造り)は母屋から馬屋(まや)が突き出た、日本海側の豪雪地帯に多いといわれる家の造りで、裏手には、雪を解かす池があるなど豪雪地帯ならではの工夫が備わっているのが特徴です。
内部には上手(かみて)に「上のでん(家長の寝室)・下のでん(客間)」の2室があり、下手(しもて)には囲炉裏が設けられた居間「えんなか」、土間である「にわ」には馬を飼育するための「まや」が、奥には台所と稲を収納する「いなつば」が区画されています。
この住宅は現存する数少ない江戸中期の農家住宅として貴重なことから、昭和44年に国の重要文化財として指定されました。

◎歴史センター
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