くらし 菅野大志の「いどばた会議」vol.33

まちづくりに関する活動や近況などを西川町長・菅野大志が綴ります。

■今月の大ニュース!
『新規採用職員9名が町の新たな仲間に!　町民の皆さま、お世話になります』

■本年度の主な新しい事業への想いなどをご説明いたします。
1.月山カヌーセンター、ビジネス+レジャー対応施設はなぜ建設したのか?
この2つの施設は、就任当初と2年目の年に検討を始めました。この契機は、1人暮らしのお父さん・お母さん、88歳や99歳の賀詞贈呈者との対話です。
「どんなことが楽しみですか?」とご質問すると、以下のような回答を多くお聞きしました。
・子・孫が帰ってきたとき(お子様、お孫さんの話を詳しく話してくれます)
・隣家の人や誰かとお話し、お茶のみすること
このお話をお聞きして、「お茶のみサロン」「ミニデイ」事業の支援を強化する必要があると考え、今では、どの地区でも開催していただけるようになりました。
一方で「お孫さんが帰ってきても、実家や町内施設に泊まらず日帰りする」との話を伺いました。しかし、「サウナができてから、西川にくる頻度が増えた」というお話もいただきます。このように、町民の皆さまからヒントを得て、成人式や冠婚葬祭などで里帰りされた方が気軽に泊まれる洋室の宿泊施設(ビジネス+レジャー対応施設)を建設しました。
「フェリシア月山カヌーセンター」は、カヌーを頑張った方の雇用の場を創り、ダム建設による移転を余儀なくされた方のためにも、湖を治水対策に加えて西川活性化のためにもっと活用したいという想いがあります。当初は、この施設の建設により、カヌー競技の誘致や、日常的にカヌーが体験できる施設を想定していました。しかしながら、老若男女がごちゃまぜで楽しめる場所にしたいと考え、初心者や高齢者でも利用できる4人乗りの足漕ぎ型カヤック(ホビージャパン社)を導入します。この乗り物が導入されるのは、東北初です。いつか試乗会をしてミニデイでも活用いただいたり、子どもたちにも楽しんでもらいたいと願っています。
また、月山・夏スキーに加えて、西川らしい若い観光客を誘致するため、この施設を建設することにしました。両施設がオープンしましたら、ぜひ町民の皆さまにお越しいただき、お子さま、お孫さん、ご親戚にお知らせください!

今後のスケジュール：
・5月30日(金)　水沢のブレジャー施設(宿泊付き食事処)オープン
・6月21日(土)　ホビーベース月山のオープニングイベント
・6月28日(土)　フェリシア月山カヌーセンター竣工式

2.令和7年度には、難しい課題にもチャレンジしてまいります

3.元職員の方の人権救済の訴えに関するお詫び
この度、元職員への行為に関しては、私自身の未熟さであり、深く反省しております。また、その元職員に対してまずお詫び申し上げます。また、職員の皆さま、町民の皆さま、西川の連携企業や西川にゆかりのある皆さまに対しては、集中しにくい環境をつくったり、信頼を損ねてしまったことにつきましてお詫び申し上げます。
今後は、各種調査に協力しつつ、調査による結果を真摯に受け止め、適切な改善対応策を早急に検討してまいります。
西川町長　菅野大志

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