- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県西川町
- 広報紙名 : NETWORKにしかわ 令和7年11月号
まちづくりに関する活動や近況などを西川町長・菅野大志が綴ります。
■今月の大ニュース!
『熊にご注意ください!西川町猟友会・鳥獣狩猟室の皆様、ありがとうございます』
各地で熊の目撃情報が相次いでおり、ご不安をおかけします。熊の捕獲数は、今年度31頭(11月11日現在)、昨年は13頭です。熊や猪などの鳥獣捕獲のため、ハコ罠の設置、捕獲後の処理など危険で大変な作業を担っているのが、猟友会(悪七美男会長)と役場の資格をもった鳥獣狩猟室(みどり共創課渡邊永悠室長)です。町の安心安全のためにありがとうございます!
1.西川っ子まつり(学芸発表会)、西川町・地域への愛を感じました
10月25日に開催された「西川小の西川っ子まつり」は感動を覚えました。
(1)全校合唱・全校群読では、友達を思いやり心と声を合わせて1つの目的に向かって取り組む姿
(2)下学年は上学年を信頼し、上学年は6年生中心に下学年の掛け合い応える温かさ
(3)町を愛し、深く考え、子どもにも大人にもメッセージを伝えようとする強い意志
□3年生 おばけの学校に来てください
物語も自分たちでつくり、主人公の「強」くんだけど弱い。かけっこ、でんぐり返しの際の会場からの拍手を誘い、とても会場の一体感がありました!
□2年生 ぼくたち、わたしたち、なかよしたんけんたい
海味・上間沢・下堀の3つの地域に分かれ町を探検!アルスさん、ケアハイツさん、砂防出張所さん、山直にしかわ、西川自動車整備さん、海味温泉うなぎ湯さん、月山自動車整備さん、山形銀行さん、西川新聞店さん、フタバ縫製さん、美どり亭さん、月山観光タクシー、玉貴さん、役場等、詳しく教えてもらいました。
□1年生 くじらぐも(西川小バージョン)
国語の学習を頑張っている1年生。「くじらぐも」をベースに「大きなかぶ」「むすびころりん」のお話や、身を守るのが得意な生き物のお話が出てきたり、保育園から習ったダンスをしたり!とっても元気!
□5年生 祭~音と心を一つに~
ソーラン節は揃いの法被で格好良く躍動感がありました。太鼓の演奏では、西川の各地区で受け継がれてきた伝統を残したいという思いが伝わりました。この太鼓を引き継いでくれた5年生に「がんばれ!」とエールを送るように6年生が観客席で一緒に太鼓を叩くしぐさに感激。
□4年生 心動かす音楽会
指揮者もピアノ演奏者も4年生。「地球星歌」の合唱はハモリも上手。「いろんな木の実」は木の実に見立てた打楽器での演奏にわくわく。自分たちで考え作り上げた自信や喜びが伝わりました。
□6年生 「生きる」谷川俊太郎
「生きるっていうこと…」から始まる詩。「あなたと手をつなぐこと」「自由ということ」の大切さを改めて知ってほしいというメッセージが「幸せ戦争」を通じて伝わりました。
先生方と仲間同士で協力し大成功を収めた姿に、町の未来を感じることができました。
2.西川町老人クラブ連合会60周年!おめでとうございます
10月16日の記念式典にお招きいただきました。本会は、昭和38年に発足して以来、コロナ禍を乗り越え、長年継続いただいた豊かな経験と知恵は、町の重要な財産であります。現在の後藤武志郎会長はじめ役員の皆さま、各地域の老人クラブの皆さま、これまでの本会に携わっていただいた先人の皆さまに感謝申し上げます。高齢化社会の中、皆さまの活動は益々重要になります。町としても、本会からご要望をいただきながら福祉バスの無料化など活動しやすい環境づくりを行ってきました。町民アンケートによれば、「地域での支えあい」は、令和4年度に比べ令和7年度の満足度が高まりました。
幼いころ、私は、川土居小学校のだんご木さしが楽しみでした。これを実施してくれたのは、老人クラブの皆さまでした。このような子どもたちへの楽しい思い出づくりも、ありがとうございました。
3.西川みらい対話会を開催!親子、小学生の参加もありがとう!
(1)西川町の現状で主にお伝えしたこと
1 アンケートの結果、政策の満足度が上がっていること(満足度1位:情報発信)
2 令和7年度予算は1.6倍の90億円であるが、国からの財源を確保していること
3 交付金が得られる関係人口事業をテコに、町民のための事業を実施する
例:保育園留学の拡大…保育士の雇用確保・保育園の設備投資・コーポ睦合外壁改修
(2)お困りごとや必要なことを世代別でお話合い
3年前の開催時で最も多かった意見は「花火大会の復活」でした。
この度は、様々な意見をいただきました!買い物・交通・熊やカメムシ対策、花火大会の継続、町民スキー場の活用などなど。これらご意見と町民アンケートを踏まえ、政策の優先順位を決めていきます。
民間会社が営業権をもつ町民スキー場に関しては、設備の改修、物価や人件費高騰・売上減少により、今冬の経営が決まっていませんでした。対話会の翌週、国に伺い、町民スキー場運営支援に向けた交付金がみつかりました。ご心配おかけしましたが、町民スキー場の今シーズンの営業が可能となりました。
4.東京でデジタル住民など、西川ファン感謝会を開催
東京の田舎割烹「にし川」で開催した西川ファン感謝会には、30名以上が参加。西川町に小学校・保育園留学で来ていただいたご縁等で、今や西川関係の命名権やデジタル資産の購入、ふるさと納税での寄附をいただき、皆さまには財政面からも町を支えていただいております。年々、西川ファンから「町民の方々が温かい、食べ物がおいしい」と寄せられ、西川ファンの絆が深まっていることを感じます。西川保育園への留学は予約がいっぱいです。保育園留学はなんと「冬」が人気です。
