子育て 第3期飯豊町子ども・子育て支援事業計画を策定しました

◆目的
町では、次代を担う子どもを安心して育てられる環境づくり促進のため、「みんなでつくろう かがやく未来 子育てのまち いいで」を基本理念として、親子で共に育っていける環境を整備し、家庭や地域、職場などの社会全体が一体となって子育てを支えていくまちを目指し、子育て支援を行ってきました。
今後、さらに地域社会全体で子育て支援の環境づくり推進や町民ニーズに応えるために、これまでの成果や課題、意向調査をもとに「第3期飯豊町子ども・子育て支援事業計画」を策定しました。

◆計画期間
令和7年度から令和11年度までの5年間

◆計画策定に向けたアンケート調査と結果(抜粋)
本計画を策定するにあたって、子育て世帯の保護者の就労状況や教育・保育施設などの利用に関する意向、その他の実状を把握するためにニーズ調査を実施しました。

◇配布・回収

◇調査結果


◆町の課題(抜粋)
・「小1の壁」と言われる幼児期から児童期の連続した教育・保育において、就学後学童クラブのニーズが高まっており、引き続き十分な提供体制が必要だと思われます。
・仕事と子育ての両立ができる環境づくりや、夫婦で協力して子育てを行う意識づくり促進のため、労働者や事業者、地域住民への啓発を推進します。
・アンケート調査により、気軽に相談できる人や場所がないという人がわずかにみられました。このような身近な親族からの支援を得ることが難しい、相談相手がいないなどの理由で孤立してしまう親に寄り添い、支援につなげていく仕組みが必要だと思われます。

◆計画の体系
理念「みんなでつくろう かがやく未来 子育てのまち いいで」

◆推進体制
◇住民(住民団体含む)
役割:
・子どもを見守る地域づくり
・地域全体で取り組む子育て
・労働環境の整備(事業者など)

◇行政
役割:
・教育や保育施設の充実
・子育て支援の充実
・子育てサービスの推進

◇教育・保育施設事業者など
役割:
・教育や保育の質向上
・預かり体制の充実
・安心と安全の確保

◇子ども・子育て会議
役割:
・取り組み内容の評価
・取り組み内容への意見提出

◆点検方法
個別事業の進捗状況および計画全体の成果を点検・評価し、結果に基づく公表および施策の改善などにつなげていきます。また、進捗状況を庁内で点検し、子ども・子育て会議などで協議しながら事業の見直しを行い、計画の着実な推進を図ります。

子ども・子育て支援事業計画を実現するためには、父母その他の保護者が子育てについて責任を有していることを踏まえていくとともに、社会のあらゆる分野の人々が、すべての子どもが健やかに成長できる社会を目指すという社会全体の目的を持つことが大切です。

問合せ先:健康福祉課 子ども家庭健康室
【電話】86-2338