イベント 第37回いいで黒べこ祭り~最高級飯豊産米沢牛を楽しむ~

7月13日、町民総合センター「あ~す」を会場に、第37回いいで黒べこ祭りが開催されました。町内外から家族連れや仲間同士など約600名の方が来場し、A5ランクの飯豊産米沢牛を堪能しました。
開会イベントでは、いいで黒べこ祭り実行委員会梅津光則委員長が「今年は米沢牛誕生150周年という記念の年。米沢牛発祥の地と言われる飯豊町で最高級米沢牛を楽しんでほしい。また、今年も暑い夏を乗り越えるために牛肉でスタミナをつけ、熱中症予防に牛乳も飲んでほしい」とあいさつしました。
今年提供された牛肉は、畜産農家の遠藤功さん(黒沢)が丹精込めて育てたものです。来場者は、1キロの焼肉セットを受け取ると、美しい霜降りの肉に「おいしそう」「すごい」と歓声を上げていました。いざ、肉が焼けてくると、パチパチと油の跳ねる音が聞こえ、五感で米沢牛を楽しむことができました。初めて参加したという県外の方は「初めて米沢牛を食べた。見た目よりも柔らかく、口に含むととろけておいしい」と満足した様子でした。
また、お楽しみ抽選会でステーキ肉が当たった方は「10年以上前から毎年楽しみにして来ている。会場でおいしい肉をいただき、家に帰ってからも家族と楽しみたい」ととても嬉しそうでした。
昨今の物価高や猛暑などの影響で、畜産農家は苦慮しながらも大切に牛を育てています。本町は「米沢牛」の約4割を生産する主産地でもあります。生産者の思いを感じ、命をいただくことに感謝しながら町内の畜産農家を応援していきたいものです。

◆豊かな風土と伝統が育んだ日本黒毛和牛トップブランド
◇「米沢牛」発祥の地 飯豊町
江戸時代、米沢藩9代藩主上杉鷹山は、藩校「興譲館」を開校しました。その興譲館で明治4年から8年まで教鞭を執ったチャールズ・ヘンリー・ダラスという人物がいました。ダラスは故郷を懐かしみ、四つ足の動物は食べないとされた米沢の地で牛肉を食べたのが、食用としての米沢牛の始まりだと言われています。そのおいしさに感動したダラスが米沢を離れる前に、旧添川村の牛1頭を横浜に持ち帰り、食したダラスの友人たちがその旨さを口々にほめたたえ「米沢牛」が全国に広がるきっかけになりました。

◇飯豊産「米沢牛」の魅力
飯豊連峰を源流とする清流白川の水脈と、緑多き自然環境は肉牛の成長に欠かせない恵みとなります。肥育農家は自らの水田で米を作り、収穫した稲わらに良質な餌を配合し牛に与えます。自然の恵と豊かな環境を生かす努力との融合が「米沢牛」の質の高さの秘密です。