- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県
- 広報紙名 : つながる ふくしま ゆめだより 令和7年12月号
福島県内で夢に向かって新たなチャレンジをしている方、地域を盛り上げるために頑張っている方を紹介します!
◆よさこいを通して、笑顔の輪を広げ福島の希望となるイベントに
福島YOSAKOI ー乱舞ー
副実行委員長 佐藤 優至(さとう ゆうい)さん(郡山市)
1954年に高知県で生まれた『よさこい』。市民を元気づけようと始まり、今では全国に広まっています。その文化を福島で受け継ぐ団体の一つが『福島YOSAKOI ー乱舞ー』です。
「以前は県内で大きなよさこい祭りが行われていたのですが、コロナ禍によって途絶えてしまって。もう一度盛り上げようと2022年に発足しました」と話すのは副実行委員長の佐藤優至さん。メンバーは17名で、週に一回オンライン会議を設け、2022年から毎年12月に郡山市でよさこい祭りを開催しています。3回目となった昨年、北は秋田、南は東京から30の団体が参加し、観客を含め約1、000人が集まりました。
特徴はお祭り全体に漂うアットホームな雰囲気。参加者同士が互いのチームに温かい声をかけ、お祭りを通じて交流しています。県外の参加団体からも「チームの垣根を越えて、楽しく踊ることができる」と評判なのだそう。「私たちのモットーは〝踊りやすい環境をつくり、楽しいイベントにする〟です。私たちの思いが皆さんに伝わり、心と心が通い合い、年々観客数が増えていると思うとうれしいです」と佐藤さんはほほ笑みます。今後は規模を拡大し、よさこいを知らない方にも足を運んでもらい、より一層盛り上げたいと話します。参加者と観客が共に楽しみ、福島の希望が広がるイベントにするため、力の限りを尽くします。
