- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県
- 広報紙名 : つながる ふくしま ゆめだより 令和7年12月号
◆七転び八起きの精神で笑顔を招く故郷のダルマ
◇双葉ダルマ[双葉町]
双葉町では、江戸時代頃からダルマ市が開かれ、全国各地のダルマが売られていました。しかし、町独自のものはなかったため、30年ほど前にJAふたば(現・JA福島さくらふたば地区)女性部双葉支部が部会を立ち上げ、ダルマ作りを始めました。「東日本大震災後もダルマ市の開催を望む町民の声を受け、有志が集まって避難先のいわき市で開き続けました。双葉町の特定復興再生拠点区域で避難指示が解除された翌年の2023年からは、故郷でダルマ市を開催しています」と双葉支部長の石田惠美さんは言います。「お客さんの喜ぶ顔を思い浮かべると、絵付けにも力が入ります。年に一度のダルマ市で、常連さんや県内外、時には外国から来てくれたお客さんと会話をするのがとても楽しいですね」と笑顔で話していました。
問合せ:双葉町秘書広報課
【電話】0240-33-0125
双葉町長塚字町西73-4
