くらし [特集] 若者の皆さん あなたの声がまちの力に

こどもや若者にとって身近な地域活動の参加は、人との関わりの中で人間関係や社会性を育み将来の自分について考える機会、そして、地域への愛着が生まれるきっかけになります。地域にとっても、若者の新しい視点や柔軟な発想が地域社会の活性化につながります。
地域全体で、こどもや若者を見守り応援し、一人一人が夢や希望を叶えられるまちを一緒につくっていきましょう。

■若者へインタビュー
市主催の「福島っ子ベース」に参加してくれた、福島学院大学地域マネジメント学科3年生の菅野元稀さんと勝倉朋央さんに、地域への想いなどをお聴きしました。
※「福島っ子ベース」…若者同士の交流や意見交換を目的にしたワークショップ。

Q.地域に関わる活動はしていますか?
(菅野さん)
震災復興のイベントなどに参加しています。参加して、皆さんの温かさや親しみやすさ、そして、自分の育ったまちの良さに改めて気づくことが多くあります。

(勝倉さん)
地域課題などを考えるワークショップなどに参加しています。地域の方やさまざまな世代の方と話をすると、そんな人生もあるんだな、そんな考え方もあるんだ、と感じることがあり面白いと思っています。

Q.どんな地域になってほしいと思いますか?
(菅野さん)
地域の方や親子、小・中学生など、多世代が集まる、にぎやかな公園が増えてほしいです。また、もっとボールが使用できる公園も増えてほしいと思っています。

(勝倉さん)
「福島っ子ベース」で、普段将来について話す機会のない大人の人や高校生と話せて、とても良い機会になったので、さまざまな職業の方と交流したり意見交換したりする機会や場所がもっと増えるといいなと思います。

■意見や思いを伝えてみませんか?
若い皆さんの意見を聞き、若者ならではの発想をまちづくりに活かす取り組みを行っています

◆福島っ子ベース~若者同士での意見交換~
若者同士の交流や想いを直接聴くことを目的に開催。
若者がどのような支援を必要としているかなど、自身のガクチカ(学生時代に力を入れていること)を通して、市の施策や社会のあり方などについて意見交換をしました。

▽参加者から出た主な声!
・結婚、子育てにネガティブな情報が多い
・子育てには、育休が取得しやすいなど職場の理解が必要
・SNSだけでなく、対面のつながりも大切
・まちの活性化のためには、人とのつながりが大切
・やりたいことができるまち(就職支援・地域活動 など)

◆中央西地区まちづくり~若者目線で提案~
市内18地区で住民や地域団体が自ら策定している「ふくしま共創のまちづくり計画」。計画の見直しのために開催された懇談会で、中央西地区(三河台地区)在住の中・高生が地域の課題を考察し、住民や自分たちにできることを提案しました。

▽若者たちの思い
課題:街灯が少ない、若者向けの店、イベントが少ない、空き店舗が多いなど
若者自身ができること:街歩きでまちのチェック、アンケートで若者の声を集める
大人たちにお願いしたいこと:連携して地区の魅力向上と活性化を図る

◆阿武隈急行線の利用促進と沿線の活性化~ワークショップ~
大学生と阿武隈急行、市でワークショップを開催。
大学生自らが学生向けに実施した阿武隈急行の利用状況に関するアンケートの結果報告や、駅にある掲示板の活用方法の提案、ディスカッションを行いました。

◎若者ボランティア募集中!
若者の皆さんにボランティアとして参加してもらいたい事業の情報を随時配信しています。
「若者」がまちづくりへ楽しく、安心して参加できるよう市がサポートしていきます!

■「こども・若者★意見箱」を開設!
こども・若者が、想っていることや日ごろ感じていることを、いつでも自由に伝えられるよう意見箱を開設しました。一緒にこれからの福島市を考えていきましょう。
・オンラインもあります!
・ご意見をお聞かせください!
◎地域や事業所でも、若者が気軽に参加できるきっかけづくりをしてみませんか。

■Instagram「ここまる」([公式]福島市子育て情報)で子育て情報を発信中!
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問い合わせ:こども政策課
【電話】572-3416