くらし 新年の挨拶

◆南相馬市長 門馬 和夫
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
日頃より市政伸展のため多大なるご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
令和8年は、新市誕生から20年、東日本大震災と原子力災害から15年、さらに避難指示解除から10年という3つの節目が重なります。一時は市の存続さえ危ぶまれる状況にも直面しましたが、国内外から寄せられた温かいご支援、そして何より市民の皆様のふるさと再建にかける熱い想いによって今日までの道のりを歩んでくることができました。
この間、生活環境の回復や生業づくり、帰還や移住定住の促進、子育て・教育環境の充実など、復興の段階に応じた課題に一つひとつ取り組んでまいりました。その結果、近年では「住みたい田舎」として外部からも高い評価をいただくなど、成果が実を結びつつあります。改めて皆様に御礼申し上げます。
これまでの歩みを礎に、これから先も伝統や文化を大切にしながら、時代の変化にしなやかに対応してまいる所存です。そして、誰もが「南相馬に住んでよかった」と誇れるまちづくりに邁進(まいしん)してまいります。
本年の干支は午(うま)。相馬野馬追という素晴らしい文化を受け継ぎ、馬と共生してきた本市にとって、まさに「南相馬の年」と言えます。本年が市民の皆様にとりまして、健やかで幸多い年となりますよう心よりお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

◆南相馬市議会議長 鈴木 昌一
輝かしい新年を迎え、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
市民の皆様には、常日頃より市議会への深いご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて昨年の世相を振り返ると、いわゆる団塊の世代(約800万人)が後期高齢者となり、国民の5人に1人が75歳以上という超高齢化社会に突入しました。今後は、医療・介護サービスの需要がピークを迎え、人材不足が深刻化することが懸念されます。
また物価高騰が続き、多くの国民が家計への深刻な影響を実感しています。
一方、まもなく複合災害から15年を迎える本市は、人口減少と人手不足という試練に直面し、移住促進策や未来を拓く産業の誘致に取り組むことで一定の成果を得られているものの、克服すべき課題は山積しています。
市議会においては議会改革の一環として「議員定数及び報酬」について不断の検討を重ねておりますが、次の議会改選を本年11月に控えていることから議会としての結論を市民にお示しすることとしております。
市民の皆様には、「私たちのことは、私たちで決める」との民主主義の根幹を担っていただくためにも、若年層や女性の「なり手」を強く期待するものです。