健康 健康通信

■いつまでも歯っぴーでいるために!歯科健(検)診を受診しましょう
成人が歯を失う原因の第1位が歯周病であり、日本人の2人に1人が歯周病であるとされています。歯周病は歯を失うだけでなく、全身の健康と深い関わりがあります。いつまでも自分の歯でおいしいものを食べられるよう、定期的に診てもらうようにしましょう。

◇歯周病が全身の病を引き起こす⁉︎
歯周病と特に関わりが深く、相互に悪影響を及ぼす病気が『糖尿病』です。その他にも誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)や心筋梗塞、動脈硬化、認知機能低下などの影響があるとされています。また、妊娠中に重度の歯周病になっていた場合、早産や低体重児出産のリスクが高くなるので注意が必要です。

◇歯周病ってなに?
歯周病とは、歯垢に住み着く歯周病菌によって、歯茎に炎症が起こる感染症です。初期の段階では自覚症状が少なく、ほとんどが痛みを感じないまま進行していきます。

◇あなたは1日何回歯を磨きますか?
令和5年度に実施した市民アンケート「健康だて21」の結果から、定期的な歯科健(検)診を受けていない人の割合が6割であることが分かりました。また、1日における歯磨きの回数を聞く項目では、『2回磨く』と答えた人が約5割で、男性においては『1回磨く』と答えた人の割合が約4割にも上ることが分かりました。
・年齢が高くなるにつれて歯磨き回数が少なくなる傾向も

◇定期的な歯科健(検)診で健口生活を!
若い頃から歯科健(検)診を受けることで、生涯にわたる健康な歯と体を維持することができます。痛みがなくても年に一度は歯科健(検)診を受け、お口の健康をチェックしましょう。

■はじまりました!伊達市歯っぴー健口事業 成人歯科検診
生涯を通じた歯と口腔の健康を維持するための定期的な歯科検診の機会として、無料で歯周疾患検診や歯科保健指導を受けることができる事業です。対象となった人はぜひご活用ください。

対象者:年度内に20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳になる市民
期間:令和8年2月28日(土)までに受診
受診方法:実施医療機関に直接ご予約ください。(治療中の人は主治医に相談)
費用:無料
持ち物:
(1)対象者に5月末に送付した通知はがき
(2)マイナ保険証、健康保険資格確認書、健康保険証のいずれか1つ

妊婦さんは妊婦歯科検診を市内の指定医療機関で受けることができます。
詳しくは「妊産婦等健康診査受診綴」をご覧ください。

■後期高齢者歯科口腔健診
年度内で75歳または80歳になる人で対象となる人に福島県高齢者広域連合から5月下旬に案内状兼受診券が送付されています。

期間:令和7年11月29日(土)までに受診(対象となったときに1度限り)
受診方法:実施医療機関に直接ご予約ください。
費用:無料
持ち物:
(1)対象者に5月末に送付した案内状兼受診券
(2)マイナ保険証、健康保険資格確認書、健康保険証のいずれか1つ

お問い合わせ:歯科口腔健診コールセンター
【電話】0120-100-698
(平日 8時30分〜16時30分)

問合せ:健幸づくり課地域保健係
【電話】576-3736