文化 伊達市 おかいこ用具 コレクションカード Vol .9

伊達市保原歴史文化資料館は、伊達のお蚕様の歴史を学べる展示「伊達とお蚕様の本場物語」を開催しております。このコーナーでは、国重要有形民俗文化財指定を受けた伊達市所蔵のおかいこ用具をカード形式でご紹介します。

【あそび方】
(1)切り取って集めよう(眺めるだけで楽しい!)
(2)説明を読んで学ぼう(展示の予習になる!)
(3)じゃんけん(左上)や、おかいこ度(右下)で競おう!
※詳しくは広報紙P.27をご覧ください。

◆おかいこ用具のいろいろ
〜桑取り桑切り編〜

No.025(グー) 桑爪(くわつめ)
両手人差し指にはめて桑葉を摘み取る。刃を葉柄の下に当て、親指で上から押して葉を取る。枝の下から上に向かって摘んでいくが、慣れると下から上、上から下に摘めるようになる。

No.026(チョキ) 桑扱器(くわこきき)
枝ごと収穫した桑に使用する。上部についた二股の金属部分に枝を打ち込み、手前に引いて葉を扱きとる。晩御飯後の夜仕事として作業した。

No.027(パー) 桑切り機(くわきりき)
桑葉を切り刻む機械。釣金位置で刻む大きさを変えられる。桑葉を桑入れ部に入れ、包丁を上下させると桑葉が送られて切り刻まれる。大量の桑が必要になる時期に大規模農家で使用された。

問合せ:生涯学習課歴史文化まちづくり係
【電話】573-5804