子育て 夢に向かって第38回

■祖父との経験がくれた夢―
寒河江智也(さがえともや)さん(県北中3年)
私の将来の夢は、放射線技師になることです。小学生の頃、大好きな祖父ががんになり、その時に病院の先生方が祖父を助けてくれました。そのことがきっかけで医療関係に興味を持つようになり、その中でも放射線技師の先生がとても親切に対応してくれる姿を見て、放射線技師に憧れを抱くようになりました。その頃ちょうど、放射線技師を描いたテレビドラマを見て「こういう仕事がしたい」と思うようになりました。
患者さんに「この人なら安心して任せられる」と思ってもらえる放射線技師になりたいです。そのためには、医療の知識や技術だけではなく、丁寧で分かりやすく説明できる力を身につけていきたいです。
今は志望校合格に向けて、毎日1~2時間、苦手教科の復習をしています。学習範囲を決めて、最後までやりきるように心がけています。
私が好きな言葉は「水滴石穿(すいてきせきせん)」です。一滴の水が同じ場所に落ち続ければ、いずれ石に穴が開けられるという意味の四字熟語です。この言葉のように、小さな努力を積み重ねて夢をかなえたいです。毎日コツコツ勉強を頑張ります!