- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県大玉村
- 広報紙名 : 広報おおたま 2025年5月号
48億4千2百57万3千円
~令和7年度大玉村一般会計~
令和7年度村一般会計予算は、ぶれない基本軸である「大いなる田舎」の理念を継承しつつ、次代を見据えた新たなむらづくりを一層推進するための重要な予算として編成いたしました。国県の予算編成と地方財政計画の内容を踏まえながら、歳出面では経常的経費を抑制し、地域住民の皆様の要望に応えるべく、重要性、緊急性を考慮して事業の重点選別を行う一方、歳入面においても財源の確保、健全財政の維持を図ることを基本方針として編成され、予算規模は、対前年度12.0%増にあたる48億4千2百57万3千円となりました。
この財政状況に関する報告は、「大玉村財政状況の作成及び公表に関する条例」に基づいて公表するものであります。
■歳入
◇図1(歳入)
◇一般財源(図1・(A))
皆様から納められる村税をはじめ、財源不足団体に国が交付する地方交付税や地方譲与税、繰越金など、使途が特定されない貴重な財源であり、本年度は、総額で対前年度比4.1%増の29億9千1百44万8千円となり歳入の61.8%を占めています。
◇村税(図1・(B))
村税には、村民税、固定資産税、軽自動車税、たばこ税、入湯税があり、総額で対前年度比3.8%増の9億7千8百39万7千円を見込んでいます。
◇地方交付税(図1・(C))
本村の歳入の35.1%を占める地方交付税は、国税のうち所得税、法人税、酒税、消費税及びたばこ税のそれぞれ一定割合の額で、地方公共団体がひとしくその行うべき事務を遂行することができるよう、一定の基準により国が交付する税であり、本年度は対前年度比5.1%増の16億9千8百96万5千円を見込んでいます。
◇国県支出金(図1・(D))
国及び県が村に対し、使途を特定して交付する負担金、補助金等であり、主として、国庫支出金の児童手当1億8千3百56万8千円、県支出金の多面的機能支払交付金事業4千1百75万円などがあり、総額で対前年度比13.8%増の10億4千9百56万2千円を見込んでいます。
◇村債(図1・(E))
村が多額の費用を要する建設事業等を行う場合に、歳入の不足を補うために借入することによって負う債務であります。本年度は、地方道路等整備事業債、公共事業等債、緊急防災・減災事業債などを借入し、総額は対前年度比173.7%増の2億2千9百40万円を見込んでいます。
◇その他(図1・(F))
その他の歳入には、使用料及び手数料(施設利用料や各種証明手数料)3千3百81万9千円、諸収入(村預託貸付金の元利収入や雑入等)7千4百92万3千円、分担金及び負担金(村が課する受益者の負担)1百万円、繰入金(基金及び他会計からの繰入)3億1千7百36万円などがあります。