- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県
- 広報紙名 : 県広報紙「ひばり」 2025年4月号
◆いばらき農産物ブランド戦略_2024.Vol.4
県では、農産物のブランド確立に向けて、県オリジナル品種のメロン「イバラキング」と梨「恵水」、県産の栗、県を代表する銘柄牛の「常陸牛」、銘柄豚肉の「常陸の輝き」の5品目を重点品目と位置づけ、今年度も、話題性のある取り組みや高級店・百貨店などへの営業活動を積極的に進めています。
◆常陸牛(ひたちぎゅう)
■さらなるおいしさを求めて
茨城が誇る銘柄牛として、多くの人に愛されている「常陸牛」。
おいしさに着目した認定制度を通して、さらなる高品質化を推進するとともに、最高峰ブランドである「常陸牛煌(きらめき)」を頂点とした常陸牛のトップブランド化を進めています。
◇\もっと!/おいしいお肉を選ぶために知っておきたい基準
・オレイン酸
和牛の脂に多く含まれ、風味や口溶けの良さに関わる。
・月齢
じっくり肥育することで赤身肉のおいしさがアップ。
■常陸牛煌(きらめき)
「オレイン酸」、「月齢」、「きめ細かい霜降り(小ザシ)」など、おいしさも見た目もとことんこだわり、全国初の基準で厳選した最高峰ブランド。飲食店などからは、かんだ瞬間に和牛ならではのうま味や芳醇な香りが口いっぱいに広がると高評価をいただいています。
・小ザシ指数110以上
・茨城生まれ茨城育ち
・歩留等級A等級のみ
■NEW 県認定常陸牛
和牛のおいしさに関わるオレイン酸含有量などが一定基準を超えていることを県が確認し、認定。(4月から認定開始)
〈特長〉
[脂]オレイン酸が豊富。口溶けが良く風味豊かでさっぱりとした味わい。
[赤身]30カ月以上かけてじっくり肥育。うま味が増す。(通常は28カ月程度)
・オレイン酸55%以上
・30カ月齢以上
■常陸牛
指定生産者が県内で肥育した黒毛和牛のうち、牛枝肉取引規格「B-4等級以上」に格付けされたものだけを認定。
県内や首都圏を中心に販路を広げ、近年は北米や東南アジアへ輸出されています。
◆メニューフェア開催
東京都・丸の内エリアを中心とした飲食店で、「常陸牛煌」と「県認定常陸牛」を使用した多彩なメニューを提供します。4月3日(木曜日)から4月16日(水曜日)まで
県内の販売店や飲食店は「いばらき食と農のポータルサイト」をご覧ください
この記事に関するお問い合わせ:
・県販売戦略課【電話】029-301-3945
・県畜産課【電話】029-301-3993