- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県水戸市
- 広報紙名 : 広報みと 令和7年12月1日号
それは、相手の気持ちになって考え、助け合うこと
私たちのまちには、こどもからお年寄りまで、さまざまな人たちが一緒に暮らしています。例えば、目が見えない人、耳が聞こえない人、車いすを使用している人、お腹に赤ちゃんがいる人、日本語がわからない外国の人など…人によって考え方や感じ方もそれぞれ違います。
みんなが一緒に気持ちよく暮らしていくために、私たちができることは何か、一緒に考えてみましょう。
■困(こま)っている人(ひと)を見(み)かけたらどうする?
◇施設(しせつ)の中なかで
◇外出先(がいしゅつさき)で
外国人も、知らない場所では不安でいっぱいです。まずは積極的に声をかけて聞いてみましょう。
◇待合室(まちあいしつ)で
大事なことが聞こえていない様子だったら、教えてあげましょう。
◇機械(きかい)の前(まえ)で
初めてのことで戸惑ってしまうことがあります。何をしたいのか聞いて、お手伝いしましょう。
◇乗物(のりもの)の中(なか)で
◇歩道(ほどう)の上(うえ)で
いつもと違う状況ではケガをしてしまうかもしれません。優しく声をかけて案内しましょう。
※詳細は本紙をご覧下さい。
困っている人を見かけたら、「なにかお手伝いしましょうか?」「なにかお困りですか?」と積極的に声をかけましょう。
断られてもがっかりすることはありません。あなたの親切な気持ちは伝わっています。
みんなが一緒に気持ちよく暮らしていくためには、道路や建物の障壁(バリア)をなくすだけでなく、偏見や差別、無関心といった「こころの中にあるバリア」を取除くことが重要です。一人一人が相手の気持ちになって考え、助け合うことで、「こころのバリアフリー」を広げていきましょう。
あなたの声かけが暮らしやすいまちをつくります。
市では、「こころのバリアフリー部会」を設置し、すべての市民の「こころのバリアフリー」推進に向けた協議・検討を行っています。
■こころのバリアフリー講演会
日時:1/19(月) 14:00~15:30
場所:市役所4階
講師:有賀絵理氏(バリアフリー部会長)
料金:無料
定員:先着80名
申込み:1/13(火)までに、HP、電話で
■小学生がこころのバリアフリーを考える 交通バリアフリー教室を開催しました
市では、こころのバリアフリーの推進に向けてさまざまな取組を実施しています。
取組の一つが、市内の小学校・義務教育学校で実施している「交通バリアフリー教室」。この教室では、実際に路上を走る路線バスを使い、車いすでの乗降体験や、手足に重りをつけ、杖を使ってバスの乗降する高齢者疑似体験を行うことで、こどもたち自身が障害を持った当事者や介助者、運転士、そして乗り合わせた乗客の気持ちになって考え、協力し助け合うことの大切さを学びます。
10/10 常磐小学校の4年生が体験しました
※詳細は本紙をご覧下さい。
問合せ:障害福祉課
【電話】232-9173
