- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県常陸太田市
- 広報紙名 : 広報ひたちおおた 令和7年8月号
*フレイルとは健康と要介護の間の状態のことです。
■はじめましょう!お口のフレイル予防習慣
お家で簡単にできるお口の体操を覚えてオーラルフレイルを予防してみませんか?
*オーラルフレイルとは、加齢に伴い、噛む・飲み込む・話すなどのお口の機能が衰えることを指します。
▽パタカラ体操
「パ」唇をしっかりと閉じてから発音
「タ」舌を上あごにしっかりつけて発音
「カ」喉の奥に力を入れて喉を閉じて発音
「ラ」舌を丸め舌先を上の前歯のうらにつけて発音
誤嚥予防や滑舌改善、お口の機能の維持に効果があります。10回×3セット「パ」「タ」「カ」「ラ」をはっきりと大きな声で発声してみましょう。
▽口や口周りの動きをよくする体操
・口を閉じて頬を膨らませたり、すぼめたりする
・口を大きく開けて舌を出したり引っ込めたりする
・舌を出して、上下左右に動かす
・口を閉じて口の中で舌を上下左右に動かす
滑舌・表情・噛む・飲み込む力の改善に役立ちます。
それぞれ10回×2~3セット行ってみましょう。
▽頭上げ体操
飲み込み・発声・滑舌等に関連する筋肉を鍛える効果があります。仰向けに寝た状態で、頭だけを持ち上げ、足の指先を見ることを30秒×3セット行ってみましょう。
▽唾液の分泌をよくするマッサージ
耳下腺:親指以外の4本の指で、耳の下を円を描くようにマッサージする
顎下腺:親指であご下のやわらかい部分を前方に向かって押す
舌下腺:親指で顎の下を軽く突き上げる様に押す
口の中を潤し、飲み込みやすくする効果があります。
それぞれ10回程度、食事の前などに行ってみましょう。
■食生活でもオーラルフレイル予防を意識しましょう
▽食材の工夫
噛み応えのある食材を選んで料理に使用することで自然と噛む回数を増やすことができます。
▽切り方の工夫
食材を薄く・小さくではなく、厚く・大きく切ったり、乱切りなどにして繊維を残します。
▽加熱の工夫
調理の際、ゆですぎ・煮すぎに注意して食材に歯ごたえを残します。
*無理のない範囲で行いましょう。
■令和7年度フレイル対策協力会
7月18日にフレイル対策協力会の会議を開催しました。
今後も市内の協力会店舗でフレイル予防イベントの啓発等、地域に広くフレイル予防を推進していきます。
▼令和7年度フレイル対策協力会委員
▽スーパー・ドラッグストア
かわねや(木崎本店・フェスタ店)/カスミ常陸太田店/セイブ金砂郷店/全日食チェーン金砂郷久米店/ヨークベニマル常陸太田店/ウエルシア(常陸太田木崎店・常陸太田中城店・常陸太田久米店)/カワチ薬品常陸太田店/ツルハドラッグ常陸太田店/サンドラッグフォレストモール常陸太田店
▽健康づくり関係団体
市食生活改善推進員協議会/市保健推進員/市シルバーリハビリ体操指導士会/市スクエアステップ・リーダー会/市フレイルサポーター連絡会
問合せ:健康づくり推進課フレイル対策室
【電話】73-1212