くらし 〔TOPICS〕令和6年度 決算報告(2)

■令和6年度決算に基づく財政状況
右表は、健全化判断比率で、財政運営の悪化の度合を示す指標です。鹿嶋市はいずれの比率についても早期健全化基準を下回っていて、財政の健全性は高いと判断しています。

※実質赤字比率・連結実質赤字比率とも黒字決算のため「-」で表示しています。

■特別会計
特別会計は、国民健康保険など保険事業や土地区画整理事業など特定の事業の収支を明確に
するために、一般会計とは別に設置した会計です

令和6年度は、特別会計全体で、前年度と比較し、歳入・歳出ともに下回る決算となりました。歳入の減少の主な理由は、国民健康保険特別会計における県支出金の減で、歳出の減少の主な理由は、国民健康保険特別会計における保険給付費の減が挙げられます。

■企業会計
企業会計は、民間企業と同様の企業会計により独立採算で運営する水道事業、下水道事業会
計および農業集落排水事業があります。

水道・下水道・農業集落排水事業は、使用料などの収益的収入と維持管理費などの収益的支出からなっています。資本的収入・支出は、施設の整備などにかかる費用です。

■市債残高
市の借入金の残高です。

会計名：一般会計
令和5年度：160億8,734万円
令和6年度：150億5,730万円

一般会計市債残高は、道路整備事業や排水整備事業などの借入を行いましたが、臨時財政対策債などの償還額が借入額を上回るなど、市債の償還が進んだことから、10億3,004万円の減となりました。

■令和6年度主要事業(抜粋)
◇物価高騰対応関連
・住民税均等割のみ課税世帯等支援給付金事業…8億1,823万円
・非課税世帯等臨時特別交付金…1億9,835万円

◇その他主要事業
・ふるさと納税推進事業…1億8,477万円
・公共交通対策事業…7,042万円
・自立支援給付事業…17億4,076万円
・母子・父子対策事業…2億3,525万円
・教育・保育施設入所支援事業…19億8,477万円
・一般廃棄物広域処理事業…4億9,125万円
・市道の整備、道路の維持補修…4億9,326万円
・小中学校教育振興支援事業…1億9,765万円

市HP
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問合せ：財政課