- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県大子町
- 広報紙名 : 広報だいご 令和8年1月号
食べる・話す・笑う――。
私たちの生活に欠かせない「歯」は、全身の健康とも深く関わっています。だからこそ、年代によって変化する歯や口の状態を知り、その時々に合わせて向き合うことが大切です。家族それぞれの年代に応じたケアを、日々の生活に取り入れていきましょう。

●乳幼児期〜学童期
▽生え始めの歯はむし歯になりやすい!
竹はとても固いですが、タケノコはやわらかいものです。歯も同じで、生え始めの歯はやわらかく、むし歯になりやすい状態です。生え始まって約1年間は注意が必要です。また、生え替わる時期は、歯の高さがデコボコしていたり、向きがそろってなかったりするため、歯ブラシが届きにくい場所が多くあります。
▽小学4年生くらいまでは仕上げみがきを!
お子さん自身の歯みがきでは、どうしてもみがき残しが出やすくなります。保護者による仕上げみがきが、最も重要です。理想は毎日の仕上げみがきですが、忙しい日もあると思います。できる範囲で歯の状態を観察しながら仕上げみがきをしてあげましょう。
歯の表面が全体的に白く濁って見えるときは、口の中がむし歯になりやすい環境になっているサインです。歯みがきやおやつの内容を見直してみましょう。また、むし歯のなりかけ(歯の一部が白く濁る状態)であれば、丁寧な歯みがきやフッ化物の使用によって元に戻る可能性があります。
●思春期〜成人期
▽歯周病にご注意!
歯周病は、日本人が歯を失う原因の第1位で、10人に8人がかかっていると言われています。歯周病になる人は、加齢に伴い増加していますが、実は、思春期から歯周病の原因となる歯周病菌が増殖していきます。思春期から、歯ぐきが赤くはれたり出血しやすくなるなど、歯と口のトラブルに注意が必要です。
歯周病は、プラーク(歯垢)の中の歯周病菌が原因です。歯と歯ぐきの境目に歯ブラシをあててみがく、小刻みに動かし1~2本ずつみがくなど、正しい歯みがきでプラークを取り除きましょう。また、喫煙や肥満は歯周病の発症リスクを高めます。禁煙や適正体重の維持にも努めましょう。歯周病は自覚症状が少ないため、定期的に歯科健診を受けて早期発見・治療につなげることが大切です。
●高齢期
▽歯や口の健康を保ちましょう!
歯や口の衰えは、全身の衰えに繋がります。かむ力、飲み込む力を維持することが大切です。歯を失ったままにしておくと、残っている歯に過剰な負担がかかり、ぐらつきや、破折(歯の頭や根元が欠けたり折れたりすること)のリスクが高まります。入れ歯を作り、かむ力の低下を防ぐことで、しっかり栄養をとれるようになり、脳の働きや身体のバランス機能の維持にもつながります。また、「体操」や「うがい」を取り入れて、口の機能を守りましょう。
▽かむ・飲み込む力をつける「体操」
(1)口を閉じたまま、頬をふくらましたりすぼめたりする。
(2)口を大きく開けて、舌を出したり引っ込めたりする。
(3)舌を出して、上下左右に動かす。
(4)口を閉じて、口の中で舌を上下左右に動かす。
▽口の機能をアップさせる「うがい」
(1)ブクブクうがい(10秒程度)
水を口に含んで頬をふくらませうがいをする。
(2)ガラガラうがい(10秒程度)
水を口に含んで上を向きうがいをする。
