しごと 大子町農業委員会だより

第16号 令和7年7月
発行者:大子町農業委員会
編集者:広報委員会

■農業委員・農地利用最適化推進委員の主な活動
・農地法に基づく権利移転や転用等の申請案件の審議
・担当区域において申請案件の現地調査
・地域の農地の見守り活動
・遊休農地調査
・農地の相談、農家への声掛け等

■農業委員会だより発行に寄せて
大子町農業委員会会長 菊池洋一郎
本年4月に新しい農業委員、農地利用最適化推進委員が任命、委嘱され委員としての活動がスタートしました。
昨年は食料、農業、農村基本法が改正されました。「食料安全保障の確保」、「環境と調和のとれた食料システムの確立」、「農業の持続的な発展」、「農村の振興」を新たな4本柱として今後の農政が進められていきます。新しい基本法についても、様々な問題点が指摘されており、それらについては農業委員会として強く要望して行きたいと思います。
また、地域計画が今年3月に策定されました。地域農業の姿を描く「地域計画」については、約3割の農地で10年後の耕作者が確保出来ていないことから、農業の後継者の確保、新規就農者の確保、第3者経営移譲などを進め、新規就農者を確保していかないと農業の崩壊に繋がり兼ねません。安心して再生産でき、後継者、担い手に経営を託せるだけの所得が確保出来なければならないと思います。所得向上、適正な価格を柱に据えた政策が望まれます。
大子町において、新規に農業することを前提に、地域おこし協力隊員を1名採用することが決まりました。これを機に何人もの協力隊員を採用していただきたいと思います。農業委員会も採用した隊員を全面的にバックアップしていきます。これから三年間、委員一丸となり、大子町の農業が抱える問題解決のために真摯に取り組んで参ります。

■農業委員・農地利用最適化推進委員
※詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。

委員任期:R7年4月1日~R10年3月31日
3年間よろしくお願いします!!