くらし 林業先進地に学ぶ

10月16~17日、本年で3回目となる森林環境譲与税を活用した林業先進地の視察事業を実施し、町内の林業関係者9人が参加しました。
1日目は、丸太生産から製材、建築まで一貫して手掛ける(株)柴田産業(岩手県)を訪問しました。丸太の生産効率を世界水準に引き上げることを目指し、海外製大型高性能機械の導入やドローンによる資源量調査、デジタル化の推進など最先端の技術を導入し、徹底的な省力化や生産性向上を図る取組を視察しました。
2日目の(株)天童木工(山形県)では、建築材としての用途が一般的なスギ材を特殊な技術で加工し、高品質の家具として高い付加価値を生み出していました。
参加者からは、「最先端の機械に触れ参考になった」「大子町でも林業の更なるDX推進と地元材の付加価値化が必要」などの声が寄せられ、今後の大子町林業にとって学びの多い2日間となりました。
・海外製大型高性能機械(柴田産業)
・先進企業との意見交換
・国産のスギを活用したオフィス家具(天童木工)