- 発行日 :
 - 自治体名 : 茨城県五霞町
 - 広報紙名 : 広報ごか 2025年11月号
 
『「座りすぎ」にご注意』
わたくし事ではありますが、仕事柄座っている時間が多く、どうしても1日の活動量が減ってしまいます。みなさんは、1日にどのくらい座っている時間がありますか?
「座りすぎ」による健康リスクが近年多く指摘されており、日本人は特に座っている時間が長い国であると海外の調査で報告されています。さらに、座位時間が長いほど健康リスクが上がり、メンタルヘルスにも影響があると言われています。長時間の座位により血流が悪くなり、その結果、生活習慣病や肥満・骨粗しょう症などのリスクが高まるほか、認知機能へも悪影響を与える要因となります。
このような「座りすぎ」による健康被害を防ぐため、次のことがおすすめです。
◆こまめに歩く
1時間に1回、できれば30分に1回は立つ時間を作りましょう。例えば、近くの方へ物事を伝えるときは、メールや電話等を使わず直接伝えに行く、スマートフォンのアラーム機能を使い時間を管理できるようにするなどがおすすめです。
◆座ったままカーフレイズ
限界までかかとを上げた状態で1秒キープし、ゆっくりかかとを下ろす。これを20~30回おこないます。座っている時間が長いと感じたときや、30分に1回など、時間を決めておこなうと良いです。
◆正しい姿勢で座る
正しく座るには、椅子に深く腰掛け、おしりと膝がそれぞれ90度に曲がるようにすると理想的です。また、その際、足裏全体が床につくよう意識しましょう。
◆ストレッチを取り入れる
肩周りや腰周りを意識したストレッチがおすすめです。肩を上下に動かしたり回したり、上半身を左右にひねったりします。その時、猫背になっていたり背もたれに寄りかかった状態ではなく、必ず骨盤を立てるように背筋を伸ばしておこなうことが大切です。
この他にも、たくさん対策はありますが、自分に合った方法で無理なく続け、健康リスクを軽減していきましょう。
健康福祉課(保健師)
