くらし 令和6年度表彰 キラリ 輝く宮っこたち

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本市では、市民福祉・行政に貢献した人、文化やスポーツ活動で活躍した人、宇都宮の名声を高めた人や広く市民に敬愛されている人などを、毎年宇都宮市表彰条例に基づき表彰しています。
今回は、令和6年度に表彰した皆さんを紹介します。

■市政功労表彰
地方自治の振興、社会福祉の増進などの功績があった7個人・3団体(敬称略)を表彰しました。
・明治安田生命保険相互会社宇都宮支社
・宇都宮二荒ライオンズクラブ
・宇都宮市管工事業協同組合

■うつのみや市民賞
文化やスポーツ活動において、全国規模以上の大会などで最高位または、それに準じる成績を収めた75個人・6団体(敬称略)を表彰しました。

◇文化・その他
・帝京大学蓮田(はすだ)研究室
・帝京大学ロボットサークルロボラボ
・栃木県立宇都宮北高等学校 吹奏楽部

◇スポーツ
・宇都宮銃剣道クラブ
・ビーカムフレンドリーSmile Gold(スマイルゴールド)
作新学院高等学校ゲートボール部 作新フェアリーズ

■市民栄誉賞
市政功労表彰・うつのみや市民賞の要件に該当するもののうち、特に本市の名声を高めた功績を収めた2個人(敬称略)を表彰しました。

■市長特別賞
市長が特に顕彰することが適当と認められる功績を収めた13個人・1団体(敬称略)を表彰しました。
・UTSUNOMIYA CHEERLEADING CLUB ANGELS ANGELS GLORY(ウツノミヤ チアリーディング クラブ エンジェルス エンジェルス グローリー)

※個人については本紙またはPDF版をご覧下さい。

■2回目のうつのみや市民賞受賞
大切な人たちのサポートを力にレスリングで世界を目指す
花井小梅(はないこうめ)さん

昨年3月に、13歳以下の選手が集まり開催された「第2回U(アンダー)13ジャパンオープン・レスリングトーナメント選手権」。本大会に出場した花井小梅さんが、女子の部58kg級において、優勝を果たしました。
U13ジャパンオープン・レスリングトーナメント選手権は、小学6年生、中学1年生の選手の日本一を決める大会で、体重ごとに分かれた階級で戦います。また、本大会は世界を舞台に活躍できる選手を育成することを目的として開催されています。
大会に出場したときの気持ちを花井さんは「勝ちたいという気持ちが大きく影響する。ここで絶対に優勝したいと思い臨んだ」と振り返ります。
花井さんは、兄の影響で3歳の時にレスリングを始めました。兄と共にたくさんの練習を積み重ねることで実力と度胸が付き、各所の大会で優秀な成績を収め、小学6年生の時には全国大会で優勝しました。
レスリングの魅力を、「優勝経験がある選手が参加できる合宿があり、全国の選手と交流ができる。全国にたくさんの友達やライバルがいることがうれしい」と語ります。また、レスリングについて「今までレスリングを辞めようか悩んだこともあるが、周りの人のサポートが力になり、続けてきた。精神面でも大きく成長できたので、続けてきたことに後悔はない」と力強く話します。
週に3回、2・3時間、所属チームで練習する花井さん。時には高校生の練習に参加させてもらうため、高校まで足を運ぶこともあります。さらに、大会前は通常の練習に加えて遠征での練習試合を数多く行い、気持ちとパフォーマンスを調整します。
花井さんは、今後、全国中学生レスリング選手権への参加を予定しています。今後の目標について「今までの大会の経験や成績から考えて、自分の中では優勝を狙える位置にいると思っている。全国大会で勝って、国際大会に出場するチャンスを掴(つか)み、より高いレベルに到達していきたい」と真剣なまなざしで語ります。
常に冷静に自分を見つめる花井さん。勝ちたいという気持ちを強く持ち、ひたむきに練習を続け、周りのサポートを力に世界を目指します。

問合せ:秘書課
【電話】632-2005