- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県足利市
- 広報紙名 : 広報あしかがみ 2025年5月号 No.1608
3.どうすれば熱中症を予防できる?
●予防の合言葉は『レ・ス・キュー』
「レ」冷却
エアコンを適切に使用した部屋で過ごしましょう。
冷たい空気を吸うと、効率よく体内を冷やすことができます。
「ス」水分
喉が渇く前に、少量をこまめに飲みましょう。日常的な水分補給はスポーツドリンクなどではなく、水でも十分です。状況に合わせて飲み物を選びましょう。
「キュー」休憩
作業の合間に休憩時間を取りましょう。夢中になり作業を長時間続けると危険です。
●春から始めよう!熱中症に負けない生活習慣
熱中症対策に大切なことは、上手に汗をかき、体温をコントロールできる体づくりです。体が出来上がるには時間がかかるため、本格的に暑くなる前から、暑さに備えた生活習慣を始めましょう!
□しっかり睡眠をとる
寝不足は体温調節機能を低下させます。規則正しい生活を心がけ、しっかり睡眠をとりましょう。
□1日3食とる
食事にも水分が含まれるため、朝・昼・夕食をしっかりとるようにしましょう。
□適度な運動をする
運動で汗をかく練習をしておきましょう。また、筋肉は水を体内にため込んでくれる役割があります。
□入浴は湯船につかる
シャワーのみで済まさず、2日に1回程度は湯船につかるようにしましょう。
□冷却グッズを活用する
首を冷やすものや、帽子など日差しを遮るもの、吸湿性・速乾性のある衣服などを活用しましょう。
□部屋に温湿度計を置く
暑さに対する感覚は人それぞれのため、部屋に温湿度計を置き、室温・湿度を確認しましょう。
□身近な人の様子も気にかける
いつもと変わりがないか気にかけ、体調が悪そうな時は無理せず休むように促しましょう。
仕事や作業を長時間続けている人がいたら、中断して休憩するように声をかけましょう。
消防士・救急救命士が心がけている熱中症対策や統計情報を動画で紹介しています。
4.活用しよう!熱中症に関する情報
●『熱中症警戒情報』と『熱中症特別警戒情報』
暑さ指数に基づき環境省が発令する情報です。発令されたらエアコンの積極的な使用や、こまめな水分補給など特に暑さから身を守る行動を心がけましょう。
天気予報や環境省ホームページ、環境省LINE公式アカウントなどで確認できます。
▽熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)
熱中症の危険性に対する気づきを促すものです。栃木県では県内の暑さ指数情報提供地点14カ所のうち1カ所の暑さ指数が33に達する場合に発表されます。
▽熱中症特別警戒情報
過去に例のない危険な暑さとなり、健康に重大な影響が生じる恐れがあるときに発表されます。
栃木県内の暑さ指数情報提供地点14カ所すべての暑さ指数が35に達する場合に発表されます。
●情報発信中!健康増進課公式SNS
動画やイラストで、熱中症対策など、さまざまな情報を定期的に発信しています。
・Instagram
・X(旧Twitter)
「フォローしてできることから取り組んでみましょう!」
●出張します!健康講座
10人以上のグループや団体に保健師などが伺い、熱中症対策のほか健康についての講座を開催します。ご希望の方はお気軽に健康増進課へお問い合わせください。
さばに含まれるビタミンB1は疲労回復に効果があり、にらのアリシンはその働きを高めるとされています
■材料(2人分)
・さば水煮缶…1缶
・にら…1束
・卵…2個
・ミニトマト…8個
・しょうゆ…小さじ1
・ごま油…大さじ1
■作り方
(1)にらを3センチメートル幅、ミニトマトを縦半分に切る
(2)卵を溶き、さば水煮缶の汁を大さじ2入れて混ぜる
(3)フライパンでごま油大さじ2分の1を熱し、(2)を入れて大きく混ぜ、半熟で取り出す
(4)フライパンを拭き、残りのごま油を熱し、にら、さばの身、しょうゆを加えて炒める
(5)ミニトマト、(3)の卵を入れて軽く混ぜて完成
問合せ:健康増進課
【電話】20-2372