くらし 【消防団特集】女性が活躍できるまちへ―守りたいものがある―(4)

■これからの消防団には多様性が必要
消防団長　樋口泰正(ひぐちやすまさ)さん
消防団員が減少していく中で、『女性消防団員』が消防活動に心を寄せてくれることを心強く、うれしく思います。
これまでの消防団は男性中心で活動をしていましたが、近年、多様な価値感のもと、時代の流れに合わせた活動をしていく為には、女性ならではの視点やアイデアが必要です。特に、『女性消防団員』による、きめ細やかな防火防災啓発活動が印象に残っています。
地域の安全・安心を共に守っていく中で、女性の目線での気付きや改善すべき点などの意見を取り入れ、足利市全体のよりよい消防団活動、地域全体の防災力の向上に活かしていけたらと思っています。

■消防団長から市民の皆さんへ
本市には、女性消防団員を含め、現在445人の消防団員が活躍しています。消防団員全員が「自分たちの地域は自分たちで守る」という強い気持ちを持ちながら日々訓練を重ね、パトロール活動をしています。引き続き消防団へのご協力をお願いします。
11月9日から、『全国一斉秋季火災予防運動』が始まります。火災は、不注意から発生することがほとんどです。市民の皆さん一人一人の心がけが、地域全体の安全に繋がります。私たち消防団員も、皆さんが安心して暮らせるよう、一層の警戒と活動に励んでいきます。

◆全国一斉秋季火災予防運動
11月9日(日)～15日(土)
「1月9日(日)正午から15秒間サイレンを鳴らします」
▽住宅防火のポイントの例
☑火のそばを離れない
☑コンセントのこまめな清掃
☑ストーブに物を近づけない
☑日頃から避難経路を確認
☑住宅用火災警報器を点検する

▽放火対策のポイントの例
☑ごみは収集日の朝に出す
☑家の周りに燃えやすいものを置かない
☑物置は鍵を閉める
☑路上駐車をしない
☑洗濯物の取り込みを忘れない

問い合わせ：予防課
【電話】41-3198