- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県鹿沼市
- 広報紙名 : 広報かぬま 2026年2月号(NO.1305)
消防団員は、普段は自営業やサラリーマン、学生など、それぞれ仕事等をしながら地域を守る、地域防災の要(かなめ)です。火災をはじめ、自然災害や地震にも対応するほか、災害が起きないよう防火防災活動も行っています。近年では女性消防団員(女性分団)の活動も増え、防災教室などで活躍しています。
消防団は、私たちのまちの安全安心を守るヒーロー。その活動について紹介します。
■地域防災の要 消防団員の活躍
消防団員は、火災や豪雨の際に出動します。令和7年中は火災の出動件数が約30件ありました。
また、訓練は約30回程度実施しました。日々の訓練の成果を発表する大会や、地元のイベント行事への参加、広報啓発など、地域に密着した活動を展開しており、こうした日々の消防団活動の積み重ねが、地域の安全安心に繋がっています。
■消防団員の報酬
消防団はボランティアではありますが、その活動に対する年額報酬、出動報酬、退職報償とさまざまな報酬が団員に支払われます。
下の表は報酬の一覧(抜粋)と、その具体例です。
●年額報酬(年2回に分けて支給されます)
階級によって支払われる額が異なります。

●出動報酬(年2回に分けて支給されます)
出動した区分によって支払われる額が異なります。

●退職報償金(消防団を5年以上勤めた人が対象)
階級と勤続年数によって支払われる額が異なります。
例1)勤続5年『団員』200,000円
例2)勤続15年『分団長』413,000円
▽報酬モデル(例)
33歳市内在住 団員歴12年 分団長の場合
出動回数:50件(広報活動等含む)
1年間で支給された報酬額:215,000円
■消防団の魅力とは
団本部 小杉嘉博(こすぎよしひろ)分団長
(団歴 24年10か月)
私の感じる消防団の魅力といえば、ずばり『つながり』が増える事だと思っています。
これまで地域行事や防災訓練を通じて、災害時だけではなく日常の交流を大切にし、地域との『つながり』を深めてきました。私は自動車鈑金塗装業を営んでいますが、消防団の仲間との仕事のつながりもできました。
また、世代を越えた団員同士の『つながり』も消防団の大きな魅力の一つです。分団間、団員間の交流を深める事で、災害時の即応力が高まり、地域の安全を守る力が一層強化されます。単なる人間関係ではなく、地域防災の基盤そのものなのです。
消防団と仕事の両立は大変な面もありますが、今後も『つながり』を大切にしていきたいと思います。
■令和7年トピックス
●第15分団(いちご分団)女性部が誕生しました
令和7年4月1日から新たに発足した『第15分団女性部』が活動を始めました。
団本部付けだった女性消防団員が分団になったことで、今まで以上に活動の幅を広げ、自分たちでアイデアを出し合い消防団活動を行っています。
団員は現在10人。保育園や幼稚園等への防災教室を実施するにも少し人手が足りない状況です。取り組み内容などに興味のある人は、ぜひお問い合わせください。一緒に活動してみませんか。
●宇都宮大学地域デザイン科学部の課外授業を受け持ちました
令和6年度から、宇都宮大学の地域デザイン科学部で、『地域防災』の授業が新たに始まりました。
課外授業形式で、消防団から地域防災に関する基礎を教える講師として白羽の矢が立ったのが鹿沼市消防団です。
大学の授業を消防団が受け持つというのは県内では初めてで、全国的にも類を見ない珍しい取り組みです。学生にも、地域防災の要である消防団について考えてもらう良いきっかけとなったのではないでしょうか。
●消防団が参加するイベントで消防グッズを配布しています
令和7年度は栃木県の補助金などを活用して、消防ノベルティグッズを多数配布しました。
この取り組みは、将来の担い手である子供たちを中心に、消防団を広く認知してもらい、より魅力的に感じてもらうために行っています。
消防団が参加する各地域のイベントで配布していますので、ぜひ消防団員にお声がけください(配布対象は小さなお子さんに限定する場合があります)。
■私のまちの消防団は何分団?
鹿沼市には15の分団があります。

■地域を守る、いちばん身近なボランティア 鹿沼市消防団に入りませんか
消防団の活動や魅力について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。鹿沼市消防団では、一緒に地域を守る仲間を募集しています。入団要件は「市内在住または在勤で18歳以上の健康な男女」。興味のある人はお気軽にお問い合せください。
消防総務課消防団係【電話】63-1153
【メール】[email protected]
問合せ:消防総務課消防団係
【電話】63-1153
