くらし 令和6年度 決算報告(2)

■特別会計
特別会計は、国民健康保険や介護保険などの特定の事業収入を特定の支出に充てるため、一般会計とは区別して設けられています。
※特別会計決算は、9月の市議会で認定済みです

■企業会計(上下水道事業)
企業会計は法律で「地方公営企業」と位置づけられており、その事業に伴う収入によってその経費を賄い、自立性をもって事業を継続していく「独立採算制の原則」が適用されています。

※資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は、内部留保資金等で補填しています

問合せ:上下水道総務課
【電話】24‒7611

■財政健全化判断比率
財政の健全性を確認するため、国が定めた指標です。数値が大きいほど財政が悪化していることを示します。
小山市はすべての指標において基準を下回っています。
ただし、将来負担比率は63.3%と県内他市と比較し、高い数値を示しています。

※1 (1)実質赤字比率、(2)連結実質赤字比率、(3)実質公債費比率、(4)将来負担比率のそれぞれに設けられており、いずれかが基準値を超えた場合、財政健全化団体として「財政健全化計画」を策定、公表し、自主的・計画的に市自身の努力で財政の健全化を図っていくことになります
※2 (1)実質赤字比率、(2)連結実質赤字比率、(3)実質公債費比率のそれぞれに設けられており、いずれかが基準値を超えた場合、財政再生団体として「財政再生計画」を策定、公表し、国などの管理下で計画的に財政の健全化が図られます
※3 赤字又は資金不足が生じていないため「該当なし」になります

問合せ:財政課
【電話】22‒9333

■ふるさと納税寄附金の使い道
令和5年度にいただいたふるさと納税による寄附金41億4,024万円のうち、基金に積み立てた15億7万円を、小山評定ふるさと応援基金条例に基づき9つの分野の事業に活用させていただきました。
※【 】内は活用金額

(1)子どもの健全育成と子育て支援【9億7,954万円(全32事業)】
主な事業:放課後児童健全育成事業
保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校の児童に対し、放課後等に生活の場を提供することで、児童の健全な育成を図ります。

(2)高齢者の生きがいと健康づくり【5,336万円(全3事業)】
主な事業:ふれあい健康センター運営費
地域の高齢者が各種相談や健康増進活動、趣味を通じた仲間づくりなどの生きがい活動を行うための拠点となっています。

(3)障がい者の自立支援【6,575万円(全5事業)】
主な事業:障がい児通所支援費(扶助費)
障がい児に対し、生活能力の向上や集団生活への適応等を目的として、療育等の適切な福祉サービスを提供しています。

(4)ボランティア支援【1,986万円(全5事業)】
主な事業:市民協働推進事業費
市民が積極的に参加できるまちづくり、ボランティア活動の推進のため、コミュニティ団体やボランティア団体への支援を行っています。

(5)自然環境の保全と地球温暖化対策【1億2,566万円(全13事業)】
主な事業:環境にやさしい農業推進事業
自然環境や生物多様性に配慮した「環境にやさしい農業」の推進として、有機農業の取組拡大などへの支援を行っています。

(6)小山ブランドの創生と産業の振興【4,988万円(全7事業)】
主な事業:本場結城紬プロモーション事業費
おやま本場結城紬クラフト館を活用した情報発信や「小山きものの日」の開催など、本場結城紬のプロモーション活動を実施しています。

(7)住みよいまちづくり【1億145万円(全15事業)】
主な事業:小山駅東口駅前広場再整備事業
小山駅東口駅前広場の歩行者と車両動線を分離し、安全な歩行者空間の創出と公共交通機関の利便性向上を図ります。

(8)教育環境の充実【6,127万円(全10事業)】
主な事業:小中学校管理運営費(屋内運動場空調機設置)
小・中・義務教育学校の屋内運動場に空調機を設置し、教育環境の充実を図っています。

(9)芸術・歴史・文化・スポーツの振興【4,330万円(全15事業)】
主な事業:間々田のじゃがまいた伝承館整備事業
新たな博物館と、重要無形民俗文化財「間々田のじゃがまいた」を伝承する間々田のじゃがまいた伝承館を一体的に整備しています。

問合せ:まちの魅力推進課
【電話】22‒9356

■地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)寄付金実績
小山市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく5つの事業に対し、5社から企業版ふるさと納税による寄付金をいただきました。

問合せ:総合政策課
【電話】22‒9352

■都市計画税の使い道
都市計画税は市街化区域に土地・家屋を持っている人に納めていただく税金です。都市計画事業・土地区画整理事業に使われます。

問合せ:財政課
【電話】22‒9333