- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県大田原市
- 広報紙名 : 広報おおたわら 令和7年12月号(No.1341)
ねぎ農家 阿久津農園 代表
阿久津 清尚さん
大田原ブランド認定「与一ねぎ」を栽培。誰もが安心して食べることができるねぎの栽培を目指しています。
現在24歳、今後の活躍を期待しています!
●ねぎ農家になったきっかけ
幼いころから祖父の農業を手伝い、農業の楽しさを知り中学生の時にはスイカや枝豆などの栽培を始めました。
高校卒業後は、農業大学で土地利用型農業を学びました。もともと実家が米を栽培していたこともあり、当初は米の栽培なども考えましたが、昔からねぎ栽培が盛んな地域で、周囲に相談できる人が多かったこともあり、ねぎを栽培することにしました。
●「ねぎは正直もの」手間を惜しまず
使用する農薬は減らし、乳酸菌などの有機肥料を使いながら栽培を行い、誰もが安心して食べることができるように努めています。
ねぎはとても正直で、手をかければかけるだけ美味しくなり、とてもやりがいがあります。
●ねぎの特徴とおすすめの食べ方
オリジナルブランドの「与一ねぎ」は甘みがあり、辛みが少ない長ねぎです。生でも美味しく食べられますが、火を通すことで甘みが一層際立つため、さまざまな料理にご活用いただけます。
おすすめの食べ方は、ぶつ切りにして塩をかけてフライパンでそのまま焼く「焼きねぎ」です。外はカリっと、中はとろりとジューシーでおいしいです。
臭みもなく食感も柔らかいので、ねぎが苦手な方も美味しくお召し上がりいただけるはずです。
●大田原ブランド「与一ねぎ」命名の由来
ねぎが矢のようにまっすぐな見栄えであり、源平合戦で活躍した那須与一ゆかりの地である大田原の知名度アップも図りたいと思い命名しました。
●農家支援活動団体「農と共に」
栃木県の農産物の減少、耕作放棄地増加対策として、農家の生産作業の支援活動を実施している団体で、高校生、大学生、社会人のメンバーが楽しく活動しています。
イベントやフィールドワークの受け入れを実施することにより、農業の魅力の普及や新たな担い手の育成を図り、若い世代の将来の夢に「農業」というキーワードが出るような社会にしていきたいと考えています。
