くらし ≪特集≫市制20周年記念 市民秋まつり

本市の融和融合と市民の郷土愛の醸成などを目的とした「市制20周年記念市民秋まつり」が、11月23日(日・祝)に保健福祉センター周辺で開かれ、市民など約1万人が様々な催しを楽しみました。

◆伝統芸能行事の共演 塙の天祭・烏山の山あげ行事
伝統芸能行事の国選択無形民俗文化財「塙の天祭」と国指定重要無形民俗文化財「烏山の山あげ行事」が共演しました。
山あげ行事の6町の若衆が結集して組み立てられた舞台では、はじめに、塙の天祭の奉納太鼓と天祭踊りが披露されました。法被に身を包んだ地元の小・中学生がダイナミックに踊る姿や威勢の良い掛け声に、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
続いて、烏山の山あげ行事の芸題「将門」が披露されました。優美な歌舞伎舞踊や、舞台裏で若衆によって操作される山の切り替えしなどの舞台装置の見事な仕掛けに、観客からは歓声が上がりました。

◆商工会まつり
那須烏山商工会による「第15回商工会まつり」では、農産物を販売する軽トラ市や、飲食の模擬店が数多く立ち並びました。また、ミニアキュム乗車体験では、列車に乗ろうとする人で長い列ができていました。
特設ステージでは、多くの団体によるダンスや太鼓の演奏などが披露されたほか、ビンゴ大会も行われ、会場は大いににぎわいました。

◆なすからつながるフェスタ
つながるフェスタ実行委員会による「なすからつながるフェスタ」では、防災・減災をテーマに、毛布で担架を作る体験や水消火器を使った的当て、バケツリレー競争など様々なブースが設けられました。
また、消防車両や自衛隊車両、警察車両が展示されたほか、福祉団体によるパンや豚汁などの模擬店も出展。幅広い世代が防災・減災について楽しく学びました。

◆打ち上げ花火
日が落ちた午後5時40分頃からは、企業・団体からの協賛金などにより、打ち上げ花火が行われました。打ち上げ前には、オープニングセレモニーが行われ、川俣市長の合図とともにカウントダウンが開始。約50分間にわたって1800発あまりの花火が打ち上がりました。