- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県那須烏山市
- 広報紙名 : 広報なすからすやま 2025年5月号
◆横山丈輝さんと中山翼さんが少年野球で全国の舞台へ
烏山小6年の横山丈輝さん(初音)と江川小6年の中山翼さん(藤田)が所属する県央宇都宮ボーイズが、3月26日(水)~31日(月)に東京都で開かれた全国大会に出場しました。2月に行われた春季全国大会東日本ブロック予選会では、見事上位3チームに入り、全国大会への切符をつかみました。
全国大会出場前に横山さんは「一試合一試合全員野球で挑み、打たせて取るピッチングを意識したい」、中山さんは「目標は全国制覇。得意な守備と走塁でチームに貢献したい」と意気込みを語っていました。
◆街に賑わいを興す会 着物で春の市内を散策
街に賑わいを興す会(小堀ひろ子代表)では、4月6日(日)、「着物で市内桜巡り」を開き、着物に身を包んだ会員や地域住民など27人が市内の桜の名所を優雅に散策しました。
当日、山あげ会館を出発した一行は、南那須四季の森やひぐれ坂公園、清水川せせらぎ公園などを自由に散策。各箇所で見ごろを迎えた桜に参加者からは感嘆の声が上がりました。
小堀代表は「素敵な着物に身を包んだ参加者ときれいな桜を見られてうれしい」と話していました。
◆「健診に関する川柳」で碓氷さんが最優秀賞
栃木県後期高齢者医療広域連合が募集した「健診に関する川柳」で、碓氷正和さん(小白井)が最優秀賞に輝きました。作品は「検診で元気に老いる術を知り」。医学的な検査によって自分の健康状態を知り、その結果から老後の健康維持のための方策を考えていくことが大切という意味が込められています。
受賞の知らせを聞いて驚いたと話す碓氷さん。「体の健康は心の健康にもつながる。健康のために、健診を受ける人が増えればうれしい」と話していました。
◆「健康づくり体験談」で磯さんが最優秀賞
栃木県後期高齢者医療広域連合が募集した「健康づくり体験談」で、磯和子さん(下川井)が最優秀賞に輝きました。タイトルは「畑からもらった健康と寿命」。定年を迎え東京から帰郷し、退屈しのぎに始めた野菜づくりを教えてくれた友達との思い出と、今では仲間と踊りを楽しみ退屈などない日々を過ごしていることが書かれています。
インタビューの中で磯さんは「畑仕事を続けてこられたのは友達がいたから。今でも誰かと集まって、何か楽しみを見つけるのが生きる喜びになっている」と語ってくれました。
◆100歳おめでとうございます
立花静枝さん(向田)が3月21日(金)に、髙山ヨシヱさん(滝田)、長岡タキさん(三箇)が3月24日(月)に、齋藤テルさん(初音)が4月1日(火)に満100歳の誕生日を迎え、市から記念品が贈られました。
▽立花静枝さん
立花さんは、現在、市内の介護施設で生活しています。以前は、歌を歌ったり、ゲームをしたりすることが日課で、チョコレートが大好物だったそうです。
施設の職員から見た立花さんは、穏やかで、話の返しが上手く、頭の回転が早い人。100歳訪問の日には、飾り付けされた部屋で、ピンク色のちゃんちゃんこを着てお祝いしたそうです。
▽髙山ヨシヱさん
髙山さんは、果物やまんじゅうが好物で、食べ物の好き嫌いはほとんどないそう。また、人と話すことや歌を歌うことが大好きで、毎日元気に過ごしています。
髙山さんの長生きの秘訣は、好きなことを好きなようにやること。誕生日のお祝いに駆け付けたご家族の前で「100歳のお祝いをしてもらえてありがたい」と話していました。
▽長岡タキさん
長岡さんは、現在、市内の介護施設で生活しています。施設では、洗濯物を畳んだり、落ち込んでいる人に声をかけて元気づけたりしている長岡さん。ご家族から見ても面倒見がよく、優しい性格の持ち主だそうです。
100歳を迎え「施設の職員や入所者の皆さんに感謝している」と話す長岡さん。みんなで大きなケーキを食べて、100歳をお祝いしたそうです。
▽齋藤テルさん
齋藤さんは、家でテレビを観たり、通っている介護施設でほかの利用者と話やゲームをしたりして過ごしています。以前は、東京でタイピストとして働き、編み物や家庭菜園が趣味だったそうです。
ご家族から見て陽気で明るい性格の齋藤さんは、現在も人の支えなしで歩くことができるそう。長生きの秘訣は「好き嫌いせず何でも食べること」と教えてくれました。