くらし 市政情報・地域の情報(1)

◆市選挙管理委員会が総務大臣表彰を受賞
市選挙管理委員会(佐竹信哉委員長)が「第50回衆議院議員総選挙における総務大臣表彰」を受賞しました。これは、昨年10月に執行された衆院選において、投票率の上昇など顕著な功績をあげた団体や個人に対し授与されるもの。当選挙において本市は、「親子で期日前投票に行ってみようキャンペーン」や「移動期日前投票所の開設」などを新たに実施し、前回衆院選から投票率が7.77ポイント上昇しました。
受賞を受け佐竹委員長は「今回の受賞は、新しい活動に取り組んだ結果。今後も投票に来てもらえる取り組みをしていきたい」と話していました。

◆市と明治安田生命保険相互会社が包括連携協定を締結
市と明治安田生命保険相互会社は、3月26日(水)に市役所烏山庁舎で、市民サービスの向上や、市民の健康増進および地域の一層の活性化を図ることを目的とした包括連携協定を締結しました。
協定では、「健康増進に関すること」、「高齢者支援に関すること」、「結婚・出産・子育ての支援に関すること」など8項目が締結されました。
同社宇都宮支社の川口正人支社長は、「本協定によって地域の皆さんの健康寿命の延伸や地域の活性化などにつながる取り組みをしていきたい」と話していました。

◆JAなす南が小学校へ学習教材を寄贈
4月8日(火)、JAなす南(中山正樹組合長)が市内5つの小学校に農業に関する学習教材やランチョンマットを寄贈しました。この事業は、平成9年から続いているもので、1年生に給食で使用する「ランチョンマット」、3年生に社会科学習資料「とちぎの農業」、5年生に補助教材「農業とわたしたちのくらし」が贈られました。
中山組合長は「教材本などを活用して、子どもたちに農業をもっと知ってもらえたらうれしい」と話していました。

◆満開の桜の祝福を受けて なすからこども園開園
令和7年3月に閉園となったにこにこ保育園とつくし幼稚園が統合し、新たに認定こども園「なすからこども園」が開園しました。4月8日(火)には開園式が行われ、川俣純子市長や青木敏久市議会議長、園児ら約90人が出席し、門出を祝いました。
榎由美子園長は「子どもたちが安心してのびのびと活動できる園が完成し、開園できたことをうれしく思う。職員一丸となって子どもたちの成長を支えたい」とあいさつ。川俣市長は「園で育つ子どもたちと職員の皆さんで、新しい歴史を積み重ねていってほしい」と話していました。

◆大木須地区の4年間の活動を振り返る 企業版ふるさと納税事業報告会
(一社)里山大木須を愛する会(大貫いさ子代表理事)は3月28日(金)、ほたるの里古民家おおぎすで、企業版ふるさと納税を活用した事業報告会を開催し、約30人が参加しました。これは、同会が令和3年度から取り組んできた「産官学による里地・里山再生プロジェクト事業(里地・里山の雑草問題解決事業や耕作放棄地の再生による里山ビジネス創生事業など)」を振り返るものです。
当日は、活動成果の発表や西尾孝佳宇都宮大学准教授による事業の総括が行われたほか、これから市が取り組む里地・里山の雑草問題解決事業に対する意見交換なども実施されました。

◆近い将来有権者になる生徒に向け 南那須中で選挙出前講座
3月17日(月)、市選挙管理委員会(佐竹信哉委員長)は、総務省と(公財)明るい選挙推進協会が共同で実施している「主権者教育アドバイザー派遣制度」を活用し、南那須中2年生88人を対象に出前講座を実施しました。
当日は、木村直人作新学院大学教授を講師に招き、生徒たちは選挙の仕組みや政治参加の重要性について学んだほか、住みやすい市にするために大切なことをグループごとに考えて発表したり、実際の選挙で使用している記載台や投票箱を用いた模擬投票を体験したりしました。

◆エクストリームシリーズ2025那珂川大会 那珂川と春の里山を舞台に冒険レース
4月12日(土)、エクストリームシリーズ2025那珂川大会が、大木須のオオムラサキ公園を発着点に開催されました。大会には、28チームが参加し、トレッキング、マウンテンバイク、オリエンテーリング、カヤック、チームチャレンジ(メンバーで力を合わせて行うゲーム)の5種目でタイムを競い合う過酷なレースに挑みました。
出発前には、(一社)里山大木須を愛する会による地元産そばが振る舞われたほか、レース終了後には「里山のつどい」が行われ、地元住民や選手同士での交流を楽しみました。

◆日本の伝統的酒造り ユネスコ無形文化遺産登録祝賀会
令和6年12月に日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念した祝賀会が3月28日(金)、割烹松月で開かれ、川俣純子市長や栃木県酒造組合の島田嘉紀会長ら50人が参加しました。
当日は、市内で酒造りを行う(株)島崎酒造に祝意を表して鏡割りが行われたほか、川俣市長から島崎健一代表取締役に花束が贈られました。島崎利雄会長は「山あげ保存会会長時の烏山の山あげ行事に続き、伝統的酒造りもユネスコに登録され、登録に2回も関係できたことがうれしい」と話していました。