くらし まちかど*リポート

『人生を音楽とともに歩む』

音の旅人くみ∞せい
川崎清市さん・くみさん夫婦

川崎清市さん・くみさん夫妻は、自然の中での暮らしを求め、9年前に本市に移住しました。
移住前は、車中泊をしながら全国各地で音楽活動をしていましたが、現在の物件に偶然出会い、住むことを決意。以前から栃木県に足を運ぶ機会があったことから、移住に対する不安はなく、これからの生活が楽しみという気持ちが強かったそうです。妻のくみさんは「木のぬくもりを感じる家と、窓から見える豊かな自然の中での生活が心地良い」、夫の清市さんは「那須烏山市の人は垣根がなく、親しみやすさを感じている」と今の環境について話します。
2人は音楽デュオ「音の旅人くみ∞せい」として活動し、くみさんが木笛、清市さんがギターとピアノを担当。これまで道の駅や保育施設、被災地など全国の様々な場所で演奏してきた2人は、市内で月に1回「うたの広場」を開催しています。「私たちのコンサートは演奏を聴くだけではなく、一緒に歌ったり、ときには踊ったりして、何でも自由に表現して良い場所。集まった人たちと一体となって音楽を楽しみたいんです」と2人は目を細めます。
人生を音楽とともに歩む2人。そのハーモニーはこれからも聴き手の心に優しく響き続けます。