くらし 【特集】令和6年度 決算の報告(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県上三川町
- 広報紙名 : 広報かみのかわ 2025年11月号
令和6年度(令和6年4月~令和7年3月)の決算がまとまり、9月議会において認定されましたので、その概要についてお知らせします。決算の詳細や公営企業会計の決算は、町ホームページをご覧ください。
一般会計の決算額は、歳入139億8,529万8,792円(前年度比△2.5%)、歳出125億9,093万5,909円(前年度比△6.5%)となりまして、差引額13億9,436万2,883円は令和7年度へ繰り越します。
■歳入(139億8,530万円)

町税収入は、令和5年度と比較して、1億3,571万円の減となりました。町税のうち町民税は5,365万円の減収となりました。
国庫支出金は、昨年度完成したORIGAMIプラザに対する地方創生推進交付金がなくなったことが主な要因となり、3億7,765万円の減となりました。
繰入金については、歳出に対する不足額を補うため、財政調整基金の繰入などを行ったことで、2億6,065万円の増となりました。
町債については、昨年度完成したORIGAMIプラザに対する借入がなくなったことから、3億9,166万円の減となりました。町債や国庫支出金の減により、依存財源は2億7,582万円の減となりました。
■歳出(125億9,094万円)

目的別に見ると、民生費の割合が最も高く、令和5年度と比較して、2億1,202万円の増となりました。令和6年度から始まった物価高騰対応定額減税補足給付金事業が増加の主な要因です。なお、社会保障施策の充実により子ども・子育て支援費や障害者自立支援給付事業などが増加傾向となっています。
総務費は、庁舎大規模改修事業などにより、令和5年度と比較し6億506万円の増となりました。
土木費は、赤沢川の護岸整備などにより、7,183万円の増となりました。
教育費については、ORIGAMIプラザ整備事業の完了により、15億2,479万円の減となりました。
■特別会計の決算
特定の事業を行うために、一般会計とは区別して経理される特別会計の決算は下表のとおりです。
決算の差引額については、それぞれ令和7年度へ繰り越しました。

■主な事業

■町債の残高
町債とは、建設事業などの財源として、国や金融機関から借り入れるものです。一般会計、特別会計、企業会計を合わせた町全体の令和6年度末残高は、124億1,314万円となりました。令和6年度の借入額を元金の返済額が上回るため、残高は減少しました。
■基金の残高
基金とは、様々な目的のために積み立てているものです。一般会計と特別会計を合わせた町全体の令和6年度末残高は、59億7,252万円となりました。主なものとして、歳出に対する不足額を補うため、財政調整基金を取り崩しました。

問い合わせ先:企画課 財政係
【電話】0285-56-9119
