- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県那須町
- 広報紙名 : 広報那須 令和7年7月号
◆データ活用と業務DX化で空き家対策を推進
「地域活性化起業人」 廣瀬 治美さん
令和5年9月に地域活性化起業人として着任し、空き家対策に関する業務に取り組んできました。着任当初より空き家調査へのドローンの導入を進めており、危険な空き家の状態確認や空き家バンクのホームページに掲載する写真の撮影などに活用をしています。また、昨年度末には、町が保有する固定資産税や住民票などのデータを掛け合わせ、空き家候補物件のデータベース化を行いました。
さらに、空き家情報を蓄積して一元管理するためのシステムも構築し、業務の効率化・DX化を図っています。整備したデータとシステムを活用し、今年度は地域おこし協力隊の方とも連携して空き家実態調査を進めていきます。
放置される空き家の増加は全国的かつ深刻な問題である一方で、空き家を効果的に活用することで、移住や二地域居住の受け皿になるなど、地域活性化に大きく貢献できる資産でもあります。行政だからできること・民間だからできることの双方を活かして、那須町の活性化に貢献できるよう今後も挑戦を続けていきます。
問合せ:ふるさと定住課
【電話】72-6955