くらし 市民が作る市民編集のページ Vol.156

◆若者がつくる、前橋をもっと好きになる場づくり 前橋の地域若者会議って?
地域の課題に向き合い、自分たちの「やってみたい」を形にする若者たちの団体「前橋の地域若者会議」を取材しました。

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取材:ワカモノ記者 茂木春香、中島千尋

◇前橋の地域若者会議とは
地域づくり活動に関心がある若者によって構成される市民活動団体「前橋の地域若者会議」。対象年齢は18歳から35歳までで、市内の地域づくりに関わりたいという気持ちがあれば、気軽に参加できます。現在は約30人が在籍し、月1回の定例会議で地域の困りごとや各々がやってみたいことを持ち寄り意見交換。イベントなどとして実施しています。

◇思い思いの色で公園遊具をペイント
11月1日、大きなタコの滑り台が目印、天川大島町一丁目の新東橋公園で遊具のペイントイベントが開催されました。地域若者会議のメンバー、天川大島町原町自治会の宮川副会長、地域の再生に興味を持つ市内の大学生たちも参加。大学生がタコの滑り台にチョークで下絵を描いて準備し、開始時刻には4歳〜中学1年生のこども14人と保護者が集合しました。趣旨説明の後、思い思いの色でペイントがスタートしました。
滑り台で遊びながら描く子、筆を細かく使って丁寧に仕上げる子、いつの間にか頭にペンキがついている子。下絵の海の生物に加えて、自由な発想でさまざまなモチーフが描かれました。最後はみんなの手形で仕上げる魚の絵で完成。こどもたちのはしゃぐ姿が、公園に明るさをもたらしていました。

〔インタビュー〕前橋の地域若者会議委員長 野水さん
Q.なぜ遊具ペイントを始めたのですか?
A.地域づくり協議会に参加する中で、自治会の担い手不足などの課題を知りました。こどもたちに前橋を好きになってほしいとの思いから、自らの手で遊具をペイントする体験を通じて、一緒に作った喜びと愛着を育てたいと考えました。
前橋の地域若者会議は、地域の困りごとの解決を図りつつ、同世代が集まって、自分が「やりたいこと」を企画として形にできる場です。市民活動にハードルを感じる人でも、受け皿が広く、好きなことと地域活性化を掛け合わせられるのが魅力。「これ、自分が塗ったんだ」と笑顔で話すこどもたちを見ると、やってよかったなと実感します。

◇体を動かして楽しもう!超・桃太郎鬼ごっこ
11月23日、小学生を対象としたスポーツレクリエーション企画を初開催しました。集まった小学生18人が4チームに分かれ、鬼につかまらずに指定の箱までボールを運ぶ鬼ごっこのほか、長縄跳び、モルックに挑戦しました。会場の桃井小学校にちなみ「桃太郎」をテーマに設定。全力で楽しむ時間を通して、前橋で過ごす心に残る1日を目指しました。

〔インタビュー〕前橋の地域若者会議メンバー 堀口さん
Q.実施の理由は?
A.こどもの頃、学校の先生でも家族でもない大人と遊んだことが楽しく、今でも記憶に残っています。第三者の大人との関わりは、生まれ育った地域への思い入れにつながると感じ、前橋で大人と一緒に全力で遊ぶ思い出をつくってほしいと企画しました。
Q.実施してみての感想は?
A.前橋の地域若者会議では、学校、職場、得意分野・関わる時間にかかわらず、「地域づくりに携わりたい」若者が集まり、やりたいことを持ち寄り、企画を立ち上げ、実施まで行っています。「超・桃太郎鬼ごっこ」は、完全オリジナルで、試行錯誤しながら準備をしてきました。スポーツ企画は初挑戦で不安もありましたが、こどもも若者会議のメンバーも本気で楽しめたことが収穫です。

◇メンバー募集中
対象:18歳〜35歳
前橋の地域づくりに関わってみたい人詳しくはホームページやSNSで
・ホームページ
・Facebook
・Instagram
(本紙二次元コードよりご覧ください。)

◇編集後記
地域若者会議の皆さんに、取り組みに参加したきっかけや手応え、やりがいを聞き、共感する部分が多くありました。地元のために積極的に活動する同世代がいることは心強く、刺激をもらったため、私もワカモノ記者を最後まで意欲的に務めたいと思いました。
茂木 春香

こどもと大人が一緒に全力で楽しむ時間は、普段の生活では味わえない充実感があります。こうした機会がもっと増えてほしいと感じました。こどもにとって家族以外の大人と関わる時間は特別であり、大人にとっても懐かしさや新鮮さを感じられます。こどもたちが大人になったとき、前橋を離れても思い出してくれるといいなと思います。
中島 千尋

問合せ:市民協働課
【電話】027-210-2196