くらし 熱中人 147

■若手AI起業家
◇リスクを背負っても挑戦したい
羽石 有請(ゆうせい)さん(赤岩11区出身・20歳)
羽石有請さんはもともとゲームやアプリが好きだったので、プログラミングについて興味を持ち、独学でプログラミングを学びました。高校生の頃、書籍やインターネットを駆使して、アプリゲームを作り、その技術を身につけました。この頃から、テクノロジーへの情熱が強く、将来の方向性が定まりました。
大学では、先輩エンジニアから技術を学び、さらに成長を目指していました。そこでインターンシップを経験し、ベンチャー企業でAI技術やコンサルティング事業に触れました。この経験が、彼の視野を広げるとともに、企業運営に対する理解を深めるきっかけとなりました。
その後、羽石さんは仲間とともにAIスタートアップを創業。強い向上心を持っており、将来的には企業を上場させたいという目標を掲げています。様々な開発案件を受け、レコメンドシステムや業務効率化のためのシステムを構築。休みの日もほぼミーティングや仕事に充てるほど、彼の情熱と努力は止まることがありません。それでも、彼にとって仕事は苦ではなく、むしろ楽しい時間。
そして、AIエンジニア、ソフトウェアエンジニアとして活躍することを目指すエンジニア養成機関の代表も務めています。より多くの学生にAI技術を学ぶ機会を提供し、社会貢献できる次世代エンジニアの育成にも注力。
彼は自身の挑戦について、「仲間を集めて強くなることはポケモンに似ています(笑)」と話します。挑戦を繰り返す中で成長し、困難を乗り越える楽しさを実感。羽石さんは、挑戦することが好きで、多少のリスクは恐れずに新しいことにチャレンジします。人生は一度きりだという信念から、リスクを背負ってでも大きな目標を追い求める姿勢。彼は、テクノロジーを駆使し、仲間とともに成長を重ね、起業家としての道を歩んでいます。彼の挑戦心と向上心は、これからも新しい可能性を切り開く原動力となるでしょう。
羽石さんは「ここから、未来の日本を背負っていくような人材がどんどん生まれることを、私は本気で信じてるし、すごく楽しみです」と笑顔で話しました。