くらし (特集)見沼田圃(たんぼ)から広がるグリーンカーボン

見沼田圃(たんぼ)から広がるグリーンカーボン
地球にも人にもおいしい植物、モリンガ!?

約1,260haという広大な面積を持つ、見沼田圃。さいたま新都心駅や大宮駅などの主要駅から2〜3kmという近さにありながら、田園風景と生きものを育む豊かな自然が現在も残されています。そんな見沼田圃で、「見沼田圃グリーンカーボン推進事業」として、利用されていない公有地を活用した「モリンガ」の栽培が行われているのをご存じですか?実はCO2の吸収量が多かったり、食べてもおいしかったり、地球にも人にも″おいしい〞存在なのです!

■見沼田圃グリーンカーボン推進事業
さいたま市・埼玉大学・ジーピック合同会社の3者で「見沼田圃グリーンカーボン推進事業に関する協定」を締結し、見沼の農地を活かして空気中のCO2を吸収する「カーボンマイナス」の取り組みを推進。遊休農地の活用、地域経済の活性化、地球温暖化対策への貢献を目指している。

■地球においしい
◇モリンガってどんな植物?
モリンガ(和名:ワサビノキ)は、インド北部が原産で、熱帯アジアやアフリカに広く生育する植物です。日本では沖縄や奄美大島などで栽培されていましたが、近年の温暖化の影響で、本市でも栽培できるようになりました。

◇驚きの成長速度
種をまいてから一週間程度で発芽し、一か月後にはおよそ30cm、わずか3か月程度で4〜5mほどの高さにまで急成長します。

◇高いCO2吸収量
モリンガの成長速度の秘密は、そのCO2の吸収にあります。埼玉大学の調査によると、成長したモリンガは、約4か月で約3kgのCO2を吸収したことがわかりました。
これは一般にCO2の吸収量が多いと言われるスギの木の約2〜3倍です。


埼玉大学大学院理工学研究科 藤野 毅教授
モリンガの環境への可能性に注目し、研究を進めている。

■人においしい
◇食べられる
モリンガの葉はインド・アフリカ等では日常的に食べられており、高い栄養価から〝奇跡の木〞とも呼ばれています。

◇モリンガの葉は、莢(さや)に含まれる主な栄養素や成分
(※詳しくは本紙をご覧ください)


ジーピック合同会 社松永栄一さん
数年前から試験的に見沼田圃でモリンガの栽培を開始。

■もっと知りたい!
テレビ広報番組「のびのびシティさいたま市」でもモリンガについて紹介しました。番組は市公式YouTubeでご覧になれます。
放送日時:第1・3日曜日10時45分~11時
※第2・4日曜日は前の週の再放送です。
放送局:テレビ埼玉

■見沼でモリンガを育てる
ボランティアに参加してみませんか
道具いらずのモリンガ収穫
モリンガの栽培を通じて、見沼田圃でカーボンマイナスの取り組みに参加できます。種まきから収穫して炭にするまでの全ての工程を体験できるので、環境活動やSDGsに関心がある方や農作業や自然体験を楽しみたい方など、ぜひご参加ください。

申込み・問合せ:GreenCarbonOffのホームページ
【HP】https://greencarbonoff.com/

■モリンガ粉末を使ったレシピも掲載!
市報さいたまプラスもっと知りたい!
モリンガの深イイ話

問合せ:見沼田圃政策推進課
【電話】829・1413【FAX】829・1979